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アクセサリー作家でちょっと映画オタクな大竹真奈実のブログです。ファンタジー、妄想系映画多め。制作しているプラバン+ビーズ刺繍のアクセサリーのことやSCHOLE活動日記も。

by ohtake-j-fox
「マトリックス」のラナ&アンディ・ウォシャウスキー監督と、「ラン・ローラ・ラン」のトム・ティクヴァ監督がタッグを組んだ、現在公開中のSF映画「クラウド アトラス」を観てきました。
「アトリックス」は2と3を全然理解出来なかったので、今回も難しすぎて楽しめないのではないだろうか…とドキドキしながらでしたが、これがかなり面白かったです。(「ムーンライズ・キングダム」に「アンナ・カレーニナ」と今年は劇場に観に行った映画の当たり率高い!)

内容は、一言で言うとカルマ(前世の善悪の行いによって、現世の生きる環境の質に大きな影響があるということ←あるページから拝借)の話です。
生まれ変わりとか、前世、来世という概念を信じる人にとっては、すごく興味深くて、何度か繰り返して観てみたくなるような話ではないかと思いました。

主演は、トム・ハンクスと、ハル・ベリー以外に、ジム・ブロードベント(ハリポタのスラグホーン先生!)、ヒュー・グラント(ラブコメ以外で観たの私は初めて!)、
スーザン・サランドン(ウォシャウスキー作品の「スピード・レーサー」に出てたね!)、ジム・スタージェス(「アクロス・ザ・ユニバース」の人か!)、ペ・ドゥナ(「空気人形」の人だ!)、ベン・ウィショー(キモかっこいい「パフューム」のあいつ!)、ヒューゴ・ウィービング(エージェント・スミスがまだいたか!)
などなど、蒼々たるメンバーが出ていました。

誰が出ているかほとんど知らずに観に行ったので、観ながら驚きの連続でした。だって、ここに書いた人は、少なくても1人3役、多くは6役を演じているから、新しい登場人物が出てくるたびに「アッ」となって、でもエンドロールの時に「あの役があの人!?」「こんな所に…!?」と見逃していたところもあって、そういう部分も面白かった要因の1つです。

今、曖昧な記憶を思い出させるため、公式HPを初めてみてみたら、長い予告も観られたし、作りも素敵なので貼付けておきます。ぜひ観て欲しいです!
http://wwws.warnerbros.co.jp/cloudatlas/index.html
今予告観ただけでちょっと涙目になってしまいました。はまる人ははまる映画です。
ネタバレは言いたくないので言わないけど、私はトム・ハンクスの現在、過去、未来を観ていて感動しました。他にも感動ポイントは沢山あるけど、彼が一番人間らしい人間に描かれていたように感じます。

もともとSF好き、カルマとか信じる人ははまるとは思うけど、この映画は、そういうことにそこまで興味が無い人でも十分楽しめる作りになっています。分かりやすさも考えて作られている所がまた素晴らしいと思います。
映画館で近くに座っていたおじさんが、終わってから隣りの奥さんに「難解かと思ってたら、そんなこと無かったよね!!!」と興奮気味に話していたくらい、意外と普通に楽しめるんです。
もちろん「TAXI」とか何にも考えないでいい映画とは比べちゃダメですが、各時代のエピソードにそれぞれ事件が起きたり、テンポもいいので長かったけど飽きませんでした。そこも好感が上がりました。

“テーマが壮大”って言ってしまうと、自分の普段の生活とか生き方とはかけ離れた話って思われてしまいそうですが、本当に言いたいことは実は身近で誰にでも置き換えられる話なのではないかと思います。
普遍的なテーマをアートとして、エンターテイメントといて伝えてくれる所が、ファンタジーやSF映画の素晴らしいところだと、この映画は再認識させてくれました。
…もう一回観たい!
気になる方は劇場で!

そうだ、キャッチコピーは「すべてはつながっている」です、これはteam ACIDMANの人にもお勧めです!ぜひ。

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# by pop-cult | 2013-04-08 10:57 | 外国の映画
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3月11日まで開催していた「wansaka FOREST」、今までのワンサカ史上最高の盛り上がりになりました。足を運んで下さった方、ありがとうございました!!!

このブログをみて見て下さってコメントまでいただいて、嬉しすぎたので、ワンサカでの様子をここで振り返ってしまおうと思います。(自分でもびっくりするほどこのブログを放置してしまっていました…ワンサカに来てから見て下さっていた方が他にもいらしたら、ごめんなさい!!また更新するので、懲りずにまた見てください…)

今回のワンサカは「フォレスト=森」というテーマだったので、大好きなフクロウを中心に作品を作りました。

WANSAKA at ロゴスギャラリー 来て下さってありがとうございました!_b0112607_11251447.jpg

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ネイティブアメリカンフクロウ、錬金術師フクロウ、王様フクロウ
というテーマで絵も描いて、その絵を使ってプラバンにして、ブローチを大、小と作りました〜!

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ちっちゃい!!
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これがブローチになる前のプラバン。
これを布を張った刺繍枠に貼付けて、まわりにビーズ刺繍をして作っていきます。

フクロウ以外には、大好きなロックバンドACIDMANの「アルケミスト」という楽曲のイメージで作ったブローチも出していました。
WANSAKA at ロゴスギャラリー 来て下さってありがとうございました!_b0112607_1130280.jpg

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反応してくれるteam ACIDMANの方もいて嬉しかったです。ツイッターでしかやり取りが無かった方ともこれを機に会うことができて、胸があつくなりました…!これからもアシッドマン作品つくるぞ!

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初めてギャラリー内で実演販売なるものもやりました。「頑張ってください」と声をかけていただいて、差し入れにチョコとかビスコをもらって、元気をもらいました!ありがとうございました。

早速来月は、いつもの会場、秋葉原の2k540で「WANSAKA」またあります!もちろん参加します。
テーマは“トラベル”これはまた「アルケミスト」作品を増量するしかありません。
またこのブログで告知しますので、宜しくお願いいたします。


「映画の話、少なすぎ…」と思われた方、すみません。私もそう思います。
映画館にはちょこちょと足を運んでいますが、感想が間に合ってない!!
最近はタラちゃんの「ジャンゴ 繋がれざるもの」や、ウェス監督の「ムーンライズ・キングダム」見てきました、どっちもキてました(←サトマ語)

そのうち感想書きますので、おつきあいくださーい!
# by pop-cult | 2013-03-25 11:45 | ♡プラバンアクセサリーetc.♡
大好きなアメリカ人映画監督、ウェス・アンダーソンの最新作「ムーンライズ・キングダム」が2月の8日についに公開されます!もう、とっても楽しみすぎるので、彼が監督したこれまでの映画をこのブログで振り返ろうという、オタク企画を勝手に計画。雑に、独りよがりに全作品解説します!
お好きな方がいましたら、一緒にもり上がりましょー!!

『アンソニーのハッピーモーテル』(1996)
長編デビュー作品。ウェス作品の常連である、昔からの友人という、オーウェン・ウィルソンと共同脚本です。お兄ちゃんのルーク・ウィルソンが主演で、オーウェンは準主役という感じです。
ウェスを好きになってから観たので、ウェス特有のステキ美術がまだ無いので、ガッカリしてしまった作品。でも空気感はやっぱり良いです。

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『天才マックスの世界』(1998)
これがウェス作品の中で一番好きって人も実は多いのでは?という隠れた名作。ませたガキンチョが学校の先生を本気で好きになって大人とガチバトルという笑っちゃう話です。またこの映画のサントラも最高です。ビル・マーレイ好きな方も絶対観ないと!

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『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』(2001)
この映画でウェスとオーウェンはアカデミー賞脚本賞にノミネートされたこともあり、代表作。私はこの映画で知りました。一番好きです。ロイヤルさんというろくでもないお父さんが、バラバラになった家族を取り戻すべく、自分はもうすぐ死ぬと嘘をついてしまうお話。最初はとにかくどこで切り取っても素晴らしく絵になる美術や衣装に注目して好きになりましたが、後からじわじわとストーリーの良さにも気づいて、更に好きになった作品です。すべてが名シーンです。

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『ライフ・アクアティック』(2004)
再びビル・マーレイ主演。ビルは映画監督の役で、チームのみんなと海に関するドキュメンタリーを製作しているという話。「ロイヤル〜」同様、家族のごたごたと、海、海賊、架空の魚も登場します。最初はピンとこなかったけど、何度か観ているうちにとても好きになりました。デヴィッド・ボウイの音楽もいい。チームの制服(良い大人がみんなお揃い)も熱いです。

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『ダージリン急行』(2007)
私が一番好きな俳優エイドリアン・ブロディがウェス作品初参加で、個人的に最高にもり上がった作品。インドに逃亡してしまった母親に会うために、長男が勝手に兄弟3人のインド旅行を計画、表向きは“兄弟の絆を深める心の旅”と言う長男に、振り回されたり振り回したりの男3兄弟の話です。
いまいち、という声もちょこちょこ聞きましたが、私は大好きな1本です。ウェスの笑いのセンスは最高だと確信しました。なんだかんだエイドリアン出演の映画の中でこれが1番好きです。

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『ファンタスティック・Mr.FOX 』(2009)
ウェス初のストップモーションアニメ。キツネの家族が人間と戦っちゃうお話で、原作は「夢のチョコレート工場」のロアルド・ダール、ちょっとブラックユーモアが効いていてウェスらしい話です。今までの実写映画に比べると、ストーリーそのものはいまいちですが、とにかく映像だけで楽しめます。キツネやその他の動物達がかわいすぎます…。

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そして公開を控えている『ムーンライズ・キングダム』

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このポスター、ほしいです…
今回はボーイスカウトの少年が主人公で、駆け落ち?家出?しちゃうとか?髪を盛ってるブルース・ウィルスに、エドワード・ノートン、そしてビル・マーレイ!楽しみすぎます。観たらまたこのブログに書きます!面白いといいな…。
# by pop-cult | 2013-02-06 13:28 | 外国の映画
最近見た映画の中で印象的だった2本「永遠の僕たち」と「少年は残酷な弓を射る」
似ている映画ではないけれど、2本とも若い少年が主人公ということで。


【永遠の僕たち】
ガス・ヴァン・サント監督作品。幼い頃に両親を亡くし、日本人の特攻隊の幽霊“ヒロシ”だけが友達の少年イーノック。趣味は赤の他人の葬式に紛れ込むこと。そんな彼が、不治の病で余命が3ヶ月と言われている少女アナベルと出会い、二人のとても切ない恋の話です。
世間の評価はどうだったのか分からないけど、私はなんだか好きな映画でした。
元々、病気で死んじゃうって分かってる映画自体が苦手であまり見ないようにしているけど、たまたま観たこれは、重くなりすぎずに観られて、少し温かい気持ちにもなれたのでよかったです。

イーノックとアナベルは変わり者同士で二人だけの空気をもっていて、そんな二人のやり取りがとても微笑ましく、切なくもあります。変わった二人だけど、なぜか妙なリアリティも感じられる所がよかったです。

そういえばリアリティが感じられないくらいアナベル(ミア・ワシコウスカ)の服がかわいすぎるのも見所のひとつです。
加瀬亮好きも必見です(ファンはもう観てるか?)もし私が日本人俳優をやっていたら、ガス・ヴァン・サントのこんな作品のこんな役で出られたら感無量です。とても素敵な役です。しかし彼は英語が上手すぎて何者かと思いました。COCO塾?

ちなみにイーノック役の少年はデニス・ホッパーの息子らしいです…!最近自分の中だけで流行っている「ハリウッド版エヴァンゲリオン(実写)」の妄想キャスティングで、シンジ役は今の所、彼ヘンリー・ホッパーにオファーを入れています。

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【少年は残酷な弓を射る】
どういうわけか、母親に全くなつかない息子。小さい頃から敵意を母親だけに向けていて、母親をあらゆる手を使って苦しめる息子。そんな息子がある日人を殺してしまう。そんな時は母は…?
というような、重苦しい題材の映画です。

母親の目線でかかれていて、現代と過去が行き来します。最初「ん?」となりながらも、難解映画というわけではありません。映像や撮り方、編集もかなりこだわっている映画でただのサスペンスとも言い切れない謎の深みがありました。

母親役のティルダ・スウィントンははまり役でした。「ナルニア国物語」の氷の女王役も、「コンスタンティン」での天使?役も似合っていましたが、こういう疲れた母親役もここまでハマるとは、流石女優。
息子役の少年も、とにかく顔が恐い!オールウェイズ反抗期というか、もはや母親いじめみたいになっているのですが、この少年のこの顔にはリアリティありました…。役作りでそう見えるのか、彼の目は、人殺しの目でした… 役者ってすごい。
今思いついたけど、エヴァのカヲル君役に、彼でも良いかも。ミステリアスな美男子ということで…。
とにかく、淡々と進む映画ですが緊張が途切れません。結構色々とグロいのでそういうの苦手な人は避けた方がいいです。しばらく考えさせられる題材ですが、面白かったです。

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2本とも観終わって、明るい気持ちになれる映画ではないけれど、心に何か残してくれる映画です。おすすめです。
# by pop-cult | 2013-01-31 01:02 | 外国の映画
2013年最初の展覧会は、私が前々からとても楽しみにしていた【creator's market WANSAKA FOREST】でスタートします!!
年に2回、秋葉原の2k540や、3331アーツチヨダで開催しているWANSAKAの、スペシャルバージョン(!?)を渋谷パルコのロゴスギャラリーで開催します!!大好きな場所(元職場)での展覧会にいつも以上にテンションがあがります。

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こちらが今回にDMです!参加作家も今までで最高人数の70人ほど…!入りきらないほどロゴスがもりもりになること間違い無し。スタッフのOさん、復帰するであろうIさん、多分大変だけど宜しくお願いします。

私は今回フクロウのプラバンアクセサリーを中心に展示販売します!

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このブログのアイコンにもしているこんなブローチや…

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前回の【花に集う】でも沢山作ったヘアゴムシリーズ。もう少し小さくてお買い求めやすいヘアゴムも作ってます!

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個人的に気に入っている「ライラの冒険」に出てくる気球乗りのリー・スコーズビーさんの気球をイメージしたイラストを使用した、ひし形へアゴムやブローチも置く予定です。

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ACIDMANの「アルケミスト」というファンタスティックとしか言いようがない名曲があるのですが、その曲のイメージしたアクササリーも作ろうと考えています。(そしてどんどんフォレストというテーマから離れていく…)


【creator's market WANSAKA FOREST】
《期間》  2013年2月22日(金)〜3月11日(月)
《営業時間》10:00〜21:00 会期中無休
      ※3月4日と最終日は17:00にて閉店します(4日は展示入れ替えのため)
《会場》  渋谷PARCO part1 B1F ロゴスギャラリー
http://www.parco-art.com
http://www.wansaka.info

ついでにSCHOLE(山本彌と大竹真奈実)のページも宜しくお願いします。
http://www.schole.info/

クラフトや、作家の手作りものや、フクロウが好きな方、ぜひお越し下さい!!!
# by pop-cult | 2013-01-21 10:46 | ♡プラバンアクセサリーetc.♡