アクセサリー作家でちょっと映画オタクな大竹真奈実のブログです。ファンタジー、妄想系映画多め。制作しているプラバン+ビーズ刺繍のアクセサリーのことやSCHOLE活動日記も。

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「ディナーラッシュ」が丁度いい。

知り合った人にはとりあえず「好きな映画は何ですか?」と聞きます。それでその人の答える映画によって、どんな価値観を持った人なのか、チラッとみることが出来るから面白いのです。それは音楽でも本でも、食べ物でもお笑い芸人でも何でもいいのですが、まずは一番すきな映画から。

そんな話をしていた時、ある人は「人に教える好きな映画と、本当に好きな映画は別」と言っていました。「好きだけど万人ウケしないのは分かってる」ってこととか、「ある程度自分をさらけ出せる相手だと分かったら言いたい」とか、「メジャーな映画すぎてかっこつかないから」とか、そんな理由からみたいです。ちょっと分かります、その感覚。
それに基本的に人と話すときは盛り上がりたいから、「分かる!」「面白いよね」と言ってもらえるような映画を挙げたいって思います。「ハリー・ポッター」(ほんと大好きだけどメジャーすぎる)でもなく、「アキュムレーター1」(ほんと大好きだけどマイナーすぎる)でもなく、なんかちょうどいい映画を!!って思うんです。


前置きが長いですが、そんな時にちょうどいいって思うのが『ディナーラッシュ』なんです。2002年のアメリカの映画です。当時は「料理の映画」という部分が目立っていたけど、観てみたら実はサスペンスで、映画が始まってすぐに人が死ぬからびっくり。
ニューヨークの人気レストランでの一日の出来事を、たくさんの登場人物と、たくさんのセリフと、ややたくさんの料理で描いたマフィア映画ってところです。日本映画で例えたら「有頂天ホテル」みたいに、同じ場所、一日の中にそれぞれの人がそれぞれの人生を生きていて、意外な所がつながっていた!という。

レストランの厨房は戦場と化していて、なまった包丁を使っていたら即クビに。そんな中でも実力のあるシェフはギャンブル中毒で、ラジオを聞きながらメニューにない料理を作り出したり超自由。画家志望のウェイトレスはお客できた美術評論家に媚びてみたり。辛口の料理評論家には色目を使って「いい記事」を狙うシェフは、何人ものウェイトレスと関係があったり…。
とにかくみんなめちゃくちゃで面白いんです。そこに少々「ゴッド・ファーザー」的要素を盛り込んであるから、面白くないわけがないんです。最後のオチも最高に気持ちがいいです。

この映画なら、初めて会う人にも堂々と薦められます。「セルフが多いのはめんどくさい」って人以外で、この映画が面白くないって思う人がいるのだろうか。私には想像出来ません。これがニューヨークなのだろうか、料理はおいしそうだけど、ブラックユーモア溢れ過ぎです。まだ観てない方はぜひ!
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by pop-cult | 2009-06-13 23:50 | 外国の映画