アクセサリー作家でちょっと映画オタクな大竹真奈実のブログです。ファンタジー、妄想系映画多め。制作しているプラバン+ビーズ刺繍のアクセサリーのことやSCHOLE活動日記も。

by ohtake-j-fox

夏は巨匠たちのホラー映画で。

夏らしいことをする予定もないので、「夏と言えばホラーだよね!」と無理矢理気持ちを盛り上げてみようと思います。ホラー映画って聞いただけで「内容が薄いものが多い」と考えている人も多いかと思いますが、なかなか奥が深いものも実は沢山あるのだなーと、最近見直してきているジャンルだったりします。特に巨匠と言われるようなベテラン監督の作品はやっぱりすごい。


『キャリー』(1976)監督:ブライアン・デ・パルマ
これは前半はホラーというよりいじめの話、ダークサイドな学園ものです。いじめのシーンも、変な宗教にはまっているイタい母親も、とにかくグロテスク。豚の血をかけられて怒り狂ったキャリーは、特殊能力を使って会場を破壊していくのですが、そこまでやるかと言いたくなるほどみんな殺してしまうし、か弱いはずのキャリーの血みどろで凄まじい眼力がひたすら怖いです。結局一番怖いものは「恨み」と思ってしまう映画です。そしてこのポスターかっこよすぎ。ちなみにデ・パルマ監督の「ブラック・ダリア」もグロいけど好きです。

『シャイニング』(1980)監督:スタンリー・キューブリック
こちらも「キャリー」同様にスティーブン・キングの小説を映画化したもの。キューブリックの映画って、どれも怖くてグロテスクなのに、美術が素晴らしくてテンポも良くて大好きなんです。簡単にいうと、呪われたホテルに取り付かれたジャック・ニコルソンが、妻と子供を殺そうとする話です。ストーリーの面白さというより、徐々に狂っていく男の様子とか、まるで普通に生きているかのように自然と現れる霊たち、綺麗なのに不気味なホテルの独特な雰囲気、霊感の強い子供、あんたの顔の方が恐いよとつっこみたくなる妻(シェリー・デュヴァル)とか、とにかく様々な場所に気が利いた演出を感じます。30年近くも前の映画なのに、不思議と古さを感じさせない名作です。

『サスペリア』(1977)監督:ダリオ・アルジェント
イタリア映画で、バレエ名門校を舞台に、次々に起こる奇妙な殺人事件に少女が巻きこまれていく話です。ホラー映画に詳しい知人に「映像(光)と音楽が面白い」と薦められたのがきっかけで観てみました。やけに赤い光が多く使われていたり、バレエ学校の内装も不自然に鮮やかだったり、変なポップさで気味が悪い。私にとっては新感覚のホラー映画でした。音楽も一度聞いたら忘れられません。それでいて実は「魔女」という古典的なモチーフというところも熱いです。最近公開されていた魔女3部作の完結編(?)「サスペリア・テルザ 最後の魔女」も映画館は怖くて諦めたので、DVDで挑戦しようと思います。

「ポルターガイスト」「エクソシスト」「オーメン」など、昔観て面白かったはずだけど、部分的に忘れているシリーズものも、これからちびちび観ていこうと思います。
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by pop-cult | 2009-08-12 00:12 | ホラー映画