アクセサリー作家でちょっと映画オタクな大竹真奈実のブログです。ファンタジー、妄想系映画多め。制作しているプラバン+ビーズ刺繍のアクセサリーのことやSCHOLE活動日記も。

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心が刺さるホラー「永遠のこどもたち」

ギレルモ・デル・トロが制作ということで、「パンズ・ラビリンス」っぽい世界観を期待して観ると、ちょっと違ったと感じる人もいるかもしれません。ダークファンタジーではなく、ホラー映画です。でもやっぱりただ「ホラー」とは言い切れない独特な映画です。

あらすじ… 夫と、養子のシモンと暮らすラウラは、障害をもつ子供の孤児院を始めるため、海辺の屋敷を買い取ます。そこはかつてラウラが育った孤児院。でもその屋敷はどこかがおかしい。シモンは彼にしか見えない「友達」の話をし始めます。ある日、シモンはその「友達」の部屋をラウラに教えると言って、突然姿を消してしまうのです。

「子供にしか見えない友達」など、ホラー映画や、心霊現象番組などが好きな人にとってはおなじみとも言える、「ああ、あれね」と言いたくなるようなネタが満載なのですが、はっきり言って面白いです。すべてに意味があるし、母親の心理描写がきちんとしているから安っぽさもないです。
ホラー映画を観ていると、途中からあまりの「何でもアリ」感に嫌気が差す差すことがよくあるのですが、この映画に関しては全くなく、話に引込まれていきます。子供のためだったら命もかけるタフな母親というところと、ねっとりとした過去を探っていく感じは『リング』に似たものも少し感じました。ナオミ・ワッツの方、嫌いじゃないです。
悲しい話だけれど、驚きと感動もあります。心に刺さります。
とてもおすすめです。

『永遠のこどもたち』とは対照的に『1408号室』というホラー映画はなんとも微妙でした。テンポの良さに飽きずに見続けてしまったけど、最後の「あの部屋は邪悪なもので満ちている」というセリフで逃げたところは許せなかったです。キング原作なのにあれー!?と。ちょっと「世にも奇妙な物語」にありそうでした。嫌いじゃないけど『永遠の〜』を観たあとだと、主役のジョン・キューザックが霞んで見えました。
もし新しめのホラー映画で迷ったら『永遠のこどもたち』でお間違えなく!!
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by pop-cult | 2009-10-23 01:05 | ホラー映画