アクセサリー作家でちょっと映画オタクな大竹真奈実のブログです。ファンタジー、妄想系映画多め。制作しているプラバン+ビーズ刺繍のアクセサリーのことやSCHOLE活動日記も。

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エマちゃんファン必見!『バレエ・シューズ』

展示会が終わってからちょくちょく映画館に行っていたのですが、ブログに書くの、久々です。「リミッツ・オブ・コントロール」も「ライアン・ラーキン」も面白かったけど(リミッツ~はやっぱり半分寝てしまったが…)それより最近の私のヒットは『バレエ・シューズ』です。
2007年にイギリスでテレビ映画として放送されたもので、主演がハリポタでのハーマイオニー役でおなじみのエマ・ワトソン。ミーハーな私は彼女観たさに、エマちゃんの顔がドアップの「面白くないです」風ジャケットにも気がつかないフリをして借りてみたら、これが意外にもかなり好きな世界観だったのでびっくりでした。

あらすじ… 1930年代のロンドン。化石学者のガムおじさんは旅にでると決まって赤ちゃんを拾ってきては、自分の姪のシルヴィアに預けてまた旅立つとこを繰り返していました。そのうちにガムおいじさんは行方不明となってしまい、シルヴィアに育てられたのが、孤児のポーリーン、ペトロヴァ、ポージーの3人。やがて3姉妹は児童舞踊演劇の学校で学び始め、徐々に演劇をの世界に進出して行くのです。

とにかく子供騙しとも言える現実味のない設定でした。孤児なのに「本当の両親はどこ?」とか、そういった暗い話題はなく、3人とも元気あふれる女の子で、演劇の道もあっさりと開けてしまいます。一番上の姉ポーリーン役がエマちゃんだったのですが、彼女は演劇学校の優等生を差し置いて「不思議の国のアリス」の舞台の主役に決まってしまったり。いきなりデビューしちゃうクリーミィ・マミのようなザックリ感とスピード感。
普通ならバカバカしくて観ていられないような展開だけど、それでもとにかく可愛いから許せてしまうのです。エマちゃんが可愛いのはもちろんですが、登場する衣装もなんとなく1930年代ではない気がするけど、妙に惹かれました。お金がないから、常に自分たちの衣装や服を用意するのに苦労して、時にはシルヴィアに作ってもらったり、それでいろんな衣装が登場するのです。それもこの映画の魅力の1つです。それにアリスの格好のエマちゃんを見られただけでちょっとした満足感です。もしかしたら監督も「こんなエマちゃん、みんな見たいよね!」的なノリで作っていたのかも?分かっているね、監督…。

あと良かったところはシルヴィア役の女優さんです。「フローズン・タイム」で繊細な美しさが印象的だったエミリア・フォックス!この人選は最高でした。「疲れ顔美人」が好きな私にとって、彼女の弱々しい笑顔はツボです。明るすぎて白々しくなりそうなこの映画の雰囲気に、憂いをたたえたような彼女の存在によって緊張感が加わった気がします。

3姉妹のそれぞれの夢、葛藤、喧嘩などと、陽気な同居人たちのエピソードと、同時にシルヴィアの恋愛も加わったりして、なかなかてんこもりの内容ですが、バランスがよかったためなのか、あっと言う間のクライマックスです。最後はお約束の超(ってほどでもないが)ハッピーエンドっぷりと、エンドロールの動きの早さに「映画」じゃなくて「テレビ映画(ってかドラマ?)」だということを思い出しましたが、このまっすぐな感じ、大切だと思いました。
暗けりゃアートとか、難しけりゃ深いとか思いがちだし、そんな映画も好きだし観るけど、単純に「可愛くてあたたかい」それだけだって良いではないか!と思いました。

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by pop-cult | 2009-11-19 00:09 | ファンタジー映画