アクセサリー作家でちょっと映画オタクな大竹真奈実のブログです。ファンタジー、妄想系映画多め。制作しているプラバン+ビーズ刺繍のアクセサリーのことやSCHOLE活動日記も。

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「永遠の僕たち」と「少年は残酷な弓を射る」

最近見た映画の中で印象的だった2本「永遠の僕たち」と「少年は残酷な弓を射る」
似ている映画ではないけれど、2本とも若い少年が主人公ということで。


【永遠の僕たち】
ガス・ヴァン・サント監督作品。幼い頃に両親を亡くし、日本人の特攻隊の幽霊“ヒロシ”だけが友達の少年イーノック。趣味は赤の他人の葬式に紛れ込むこと。そんな彼が、不治の病で余命が3ヶ月と言われている少女アナベルと出会い、二人のとても切ない恋の話です。
世間の評価はどうだったのか分からないけど、私はなんだか好きな映画でした。
元々、病気で死んじゃうって分かってる映画自体が苦手であまり見ないようにしているけど、たまたま観たこれは、重くなりすぎずに観られて、少し温かい気持ちにもなれたのでよかったです。

イーノックとアナベルは変わり者同士で二人だけの空気をもっていて、そんな二人のやり取りがとても微笑ましく、切なくもあります。変わった二人だけど、なぜか妙なリアリティも感じられる所がよかったです。

そういえばリアリティが感じられないくらいアナベル(ミア・ワシコウスカ)の服がかわいすぎるのも見所のひとつです。
加瀬亮好きも必見です(ファンはもう観てるか?)もし私が日本人俳優をやっていたら、ガス・ヴァン・サントのこんな作品のこんな役で出られたら感無量です。とても素敵な役です。しかし彼は英語が上手すぎて何者かと思いました。COCO塾?

ちなみにイーノック役の少年はデニス・ホッパーの息子らしいです…!最近自分の中だけで流行っている「ハリウッド版エヴァンゲリオン(実写)」の妄想キャスティングで、シンジ役は今の所、彼ヘンリー・ホッパーにオファーを入れています。

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【少年は残酷な弓を射る】
どういうわけか、母親に全くなつかない息子。小さい頃から敵意を母親だけに向けていて、母親をあらゆる手を使って苦しめる息子。そんな息子がある日人を殺してしまう。そんな時は母は…?
というような、重苦しい題材の映画です。

母親の目線でかかれていて、現代と過去が行き来します。最初「ん?」となりながらも、難解映画というわけではありません。映像や撮り方、編集もかなりこだわっている映画でただのサスペンスとも言い切れない謎の深みがありました。

母親役のティルダ・スウィントンははまり役でした。「ナルニア国物語」の氷の女王役も、「コンスタンティン」での天使?役も似合っていましたが、こういう疲れた母親役もここまでハマるとは、流石女優。
息子役の少年も、とにかく顔が恐い!オールウェイズ反抗期というか、もはや母親いじめみたいになっているのですが、この少年のこの顔にはリアリティありました…。役作りでそう見えるのか、彼の目は、人殺しの目でした… 役者ってすごい。
今思いついたけど、エヴァのカヲル君役に、彼でも良いかも。ミステリアスな美男子ということで…。
とにかく、淡々と進む映画ですが緊張が途切れません。結構色々とグロいのでそういうの苦手な人は避けた方がいいです。しばらく考えさせられる題材ですが、面白かったです。

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2本とも観終わって、明るい気持ちになれる映画ではないけれど、心に何か残してくれる映画です。おすすめです。
by pop-cult | 2013-01-31 01:02 | 外国の映画