アクセサリー作家でちょっと映画オタクな大竹真奈実のブログです。ファンタジー、妄想系映画多め。制作しているプラバン+ビーズ刺繍のアクセサリーのことやSCHOLE活動日記も。

by ohtake-j-fox

チャーリーと、夢のチョコレート工場

ティム・バートン監督の「チャーリーとチョコレート工場」を観たら、最初に映画化されていた「夢のチョコレート工場」を観たくなりました。

「チャーリー〜」はティムバートンカラーが濃く出ている映画に見えて、リメイクっていうよりは新しい感覚の現代のファンタジーに思えて、元々はどんな映画だったんだろうと不思議に思ったからです。

それで「夢のチョコレート工場」を観てみたら、面白かった!!もちろん古いから「チャーリー〜」みたいなハイテク映像はないけど、昔を馬鹿にしちゃいけないよなぁとしみじみ感じました。
内容も構成もほとんど一緒なんだけど、ウォンカさんのキャラクターの違いが私的な一番の見所でした。ジョニー・ディップ版ウォンカさんは、見た目からして人間ばなれした肌の質に、話し方も奇妙。でも少し天然入ってて可愛らしさもある。さすがジョニーな感じ。
で、「夢の〜」のウォンカさんは、見た目はそんなに不思議な衣装でもメイクでもないのに、なぜか怖い。優しげな顔なのに独裁者みたいな怖さがある(俳優さんは知らなかったけど、あまりの存在感に気になったので、これから出演作を探してみようかと思いました)あと注目してたチョコの川がある工場のメインの美術は、比べたらさすがに昔はショボいけど、なかなか味がある。川が、「チャーリー〜」はチョコフォンデュだとしたら、「夢の〜」は濃いめのミロみたいだったけど。ウンパルンパもかなりホラーな雰囲気で、見たことない星の小人みたいで、同じように踊っててもティム版のような可愛さはなくて、それがまた新鮮でした。

「夢のチョコレート工場」の良さは、そんな可愛いはずの映画なのに気味が悪いチグハグ感かなと思いました。それにセットも少し現実的な工場らしさが残ってて、完璧な夢の工場って雰囲気より、ヘンゼルとグレーテルのお菓子の小屋みたいに「楽しんでいいんだよね…」的な空気がある。私にはそんな不完全さがこの映画の味に見えました。
それでまたティム版を振り返ってみて思ったのは、完成度がすごく高い映画だということでした。工場は夢のような空間で完璧だし、ウォンカさんのバックグラウンドまで描かれているのが丁寧で、より物語に入り込める。ウォンカさんのパパは、クリストファー・リー(ロード・オブ・ザ・リングの悪役、サルマン)って言うのもいい人選!あれだけ話題になってヒットするわけだなぁと思いました。

リメイク物って、最近やけに多いし、反対されたり叩かれたりしてるけど、「チャーリー〜」みたいにストーリーの大幅変更とかなく、元の映画を大事にしながら新しい色も入れて作るリメイクなら、もっと観たいなーと思いました。

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by pop-cult | 2007-08-11 23:42 | 70s・80sファンタジー