アクセサリー作家でちょっと映画オタクな大竹真奈実のブログです。ファンタジー、妄想系映画多め。制作しているプラバン+ビーズ刺繍のアクセサリーのことやSCHOLE活動日記も。

by ohtake-j-fox

Return to OZ !! 大好き!!

有名な「オズの魔法使い」の、その後の話を描いた古いディズニー映画(実写)があります。「リターン·トゥ·オズ」、邦題「オズ」です。

『オズの国からカンザスに帰ってきたドロシーは、エミリーおばさんたちにオズの国の話をします。その話を聞いたエミリーおばさんたちは、ドロシーの頭が竜巻のショックでおかしくなったんだと思い、有り金をはたいて精神病院(?)につれて行くことにしたのです…。(すでにちょっとショッキングとも言える現実的なこの設定!ファンタジー映画の出だしとしては最高だなって感じです。)
見るからにうさんくさい機械でドロシーの頭の記憶を消すという、うさんくさい医者。実はその医者こそが今のオズの国を支配しているノウム王だったのです!ルビーの靴を使ってエメラルドシティの住人を石に変えたノウム王は、ドロシーの記憶さえ消せば元のオズの国を知るものは誰もいなくなる考えたのです…!』

ものすごい斬新な設定ってわけではないけど、小さい頃に観て以来ずっと私のお気に入りで、数えられないくらい観ている映画の一つです。小さい頃に観た映画ってなにか特別な気持ちが残ってる、っていうのも確かだけど、そーゆー映画ってやっぱり大人になってからみると「いまいち…」なんてこともよくあります。
でもオズは大人になってから観てもやっぱり素敵。実はミクシィでもこのオズのコミュニティがあって「DVD化してほしい!」なんて話も出てたり、私と同じく熱烈なファンの人も結構多いみたいです。

『続き…ドロシーは、そのニセ精神病院からなんとか記憶を消される前に逃げ出します。そして知らぬ間にまたオズの国に戻ってきてしまうのです。竜巻きで飛ばされた昔の家の残骸を見つけると、すぐ近くにぐちゃぐちゃに崩された黄色いレンガの道を見つけます。そこでオズの国の様子がおかしいことに気が付くのです…。』

話はこんなふうに、なかなか怖い感じで進んでいきます。「死の砂漠」という触れると何でも砂になってしまう砂漠や、「ホイーラーズ」という手足がローラーで、気持ち悪い仮面をつけたバランスの悪いダークなピエロみたいな集団や、「モンビ王女」という美女の首をいくつもコレクションにしていて、その日の気分で首を取り替えている魔女も出て来て、気が付くと結構怖いシーンばっかりのような…?ずっと緊張感が途切れません。

エメラルドシティも、ノウム王によって石にされた人たちの銅像が沢山残されていて、中にはモンビ王女に首を取られて首がない女性の銅像も並んでいたりと、絵的にも美しい不気味さがあります。(石に変えられた人の銅像というのは「ドラえもん·のび太の魔界大冒険」でもドラえもんとのび太が石になってしまったシーンを思い出します)

あと勝手にポイントだと思っているのが天気です。全体的にこの映画は天気が悪いシーンが多いんです。エメラルドシティで沢山の銅像を見つけたときも、どんよりとした曇り空。不安を掻き立てます。この曇り空が上手い具合に演出されていて映画の各シーンを盛り上げてくれています。(「ドラえもん·のび太のパラレル西遊記」も町の様子がおかしくなったとき、嵐の前のような空だったのを思い出します)

『物語の後半…オズの国の本物の王である「かかし(スケアクロウ)」は魔法で置き物に変えられ、ノウム王のコレクションの一つになっていることを知ったドロシーは、膨大な数の置き物の中からスケアクロウを探し出すと決意します!答えを3回間違えると自分も置き物に変えられてしまうリスクを知りながら…』

このノウム王のコレクションの部屋がまた美しい。物音一つしない広い部屋で、やけに天井が高くて、変に明るい。そこに高価な置き物が沢山置かれているというのはなんだか異質で落ち着かない、でも綺麗、でも怖い!

ミュージカル仕立てでキラキラしている「オズの魔法使い」も大好きだけど、最初からなんとなく不気味で、ずっと緊張感のある独特な世界観の「オズ」は必見です!
最近のファンタジー映画のセットとは、お金のかけ方は勝てなくてもセンスでは全く負けてない(むしろ勝ってる?)美術も見どころです。ついでに、ドラえもん映画の中で、魔界大冒険とパラレル西遊記は特に必見です。

b0112607_23521756.jpg

b0112607_23523277.jpg

b0112607_23524995.jpg

[PR]
by pop-cult | 2007-11-19 00:03 | 70s・80sファンタジー