アクセサリー作家でちょっと映画オタクな大竹真奈実のブログです。ファンタジー、妄想系映画多め。制作しているプラバン+ビーズ刺繍のアクセサリーのことやSCHOLE活動日記も。

by ohtake-j-fox

冬には吸血鬼を観たい。

吸血鬼ってものが、怖くて悲しくて美しくて好きなんです。私が好きな吸血鬼映画3本を紹介します。

フランシス・F・コッポラ監督の『ドラキュラ』。トム・クルーズとブラッド・ピットが共演している『インタビュー・ウィズ・バンパイヤ』。つい最近うっかり観ちゃったロマン・ポランスキー監督の『吸血鬼』。レンタルビデオ店では一応この三本はホラーの場所に置かれてました。夏になると怪談とかホラーが盛り上がるものだけど、私の中でこの三本は夏より冬が似合う映画かなと思います。

『ドラキュラ』(1992)
ゲイリー・オールドマンがドラキュラ伯爵の役で、私はこの映画で彼のかっこよさに気付きました。レオンでの狂った彼も最高だし、ハリー・ポッターでのシリウス・ブラックなんて超はまり役だけど、ドラキュラ伯爵の彼も不気味な色気がなんとも素敵。ドラキュラ伯爵の妻の生まれ変わりであるミーナ役はウィノナ・ライダー、衣装が引き立つ!ちなみに衣装は日本人の石岡瑛子さんが担当していてアカデミー賞(衣装デザイン賞)もとってます。ミーナとその友人が出てくる度に衣装が素敵で楽しみの一つです。あと映像もなかなか独特で、戦争での殺し合いのシーンが紙の操り人形のシルエットで表現されていたり、場面の転換に孔雀の羽が入り込んできたり、ちょっとした手作り感のある表現が味があって私は好きです。

『インタビュー・ウィズ・バンパイア』(1994)
何度観ても飽きないです。結局今でも吸血鬼は滅びることなく生きていて、その吸血鬼にインタビューするという斬新な設定!ブラピが演じる人間の心を捨てきれない吸血鬼ルイが、インタビュアー(クリスチャン・スレーター)に自分が吸血鬼になってしまった悲劇を散々話したにも関わらず、「俺も吸血鬼にしてくれ」と頼まれ激怒するところなんて最高です。よく出来てるな〜と毎回思います。そんなに好きじゃないトムも、この映画と『アイズ・ワイド・シャット』の時は好きだったりします。キルスティン・ダンストはこの映画の印象が強すぎて、最近までどの映画で見かけても怖かったです。

『吸血鬼』(1967)
ロマン・ポランスキーは「戦場のピアニスト」と「オリバーツイスト」の監督って認識していたから吸血鬼でコメディ?ってどんな雰囲気なのか気になって借りてみました。『ドラキュラ』『インタビュー〜』と比べると同じ吸血鬼映画って言えないくらい薄〜い内容で、なんとなくニンニクとか十字架とかコウモリとか登場します。でもそんな分かりやすい小道具も可愛くて楽しめます。台詞も少なくテンポもあまり良くなくて、動きとか音とか表情で笑わせる感じのコメディでした。全体のダルダル感がウヶます。私としてはDVDの特典で入ってる『吸血鬼講座』が特に面白かったです。吸血鬼に出会ってしまったらこのように対処しましょうって無駄に紹介してくれています。一つだけ極端に方向性違う映画だけど(それにだいぶ古いけど)これはこれでオススメです。


肉体は死んでるけれど見た目はほとんど人間のままで、生きた人間の血を吸って生きてるわけだけど、ゾンビとかエイリアンとかみたいな絶対的な人間との違いがなくて、吸血鬼って「悪」とも決めつけられない曖昧な存在な気がしてて、そこが惹かれる理由だったりします。『ドラキュラ』も『インタビュー〜』もとても人間的な映画だし。(まあ、ポランスキーはギャグだから置いといて)そんな特殊な生き物だから、もっと特殊な映画ができる可能性があると思うんです。

例えば、最近『パンズ・ラビリンス』を撮ったギレルモ・デル・トロ監督にも吸血鬼映画を撮ってもらいたいです。せつなくてグロい吸血鬼ファンタジーなんて絶対面白いに決まってます!
日本人だと大好きな黒沢清監督!吸血鬼なんて似合わない感じがするけど、そこは黒沢監督カラーの異色吸血鬼サスペンス(設定も現代で)なんて観てみたいです。『降霊』とか『ロフト』みたいな雰囲気の。
1人で勝手に盛り上がってみました。クリストファー・リーのもっと元祖っぽい?吸血鬼映画もこの冬に観てみたいと思います〜。

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by pop-cult | 2007-12-11 00:37 | ホラー映画