アクセサリー作家でちょっと映画オタクな大竹真奈実のブログです。ファンタジー、妄想系映画多め。制作しているプラバン+ビーズ刺繍のアクセサリーのことやSCHOLE活動日記も。

by ohtake-j-fox

『トイズ』(おもちゃ会社戦争のおはなし)

唐突だけど、ファンタジー映画の設定ってものを自己流で4つに分けてみました。

1. 主人公か特定の何人かしかいけない世界(夢か妄想ともとれる世界も含む)が登場する設定…『オズの魔法使い』『ネバーエンディング・ストーリー』など

2. この世界に実はもうひとつの世界(社会)が存在するという設定…
『ハリー・ポッター』 『MIB』など←SF系だしすでに無理矢理。

3. 最初から全く別の世界という設定…
『ロード・オブ・ザ・リング』『ウィロー』『モモ』など

4. この世界のはずだけど登場人物の人格とかインテリアなどが現実離れしている設定…『チャーリーとチョコレート工事』『レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語』など

※1と2、3と4の境界線はわりと曖昧です…。


『トイズ』はこの分け方では4番目に入ります。
4番目って実は結構難しいものだと思うんです。3番目は、すごく壮大な構想が必要だけど、いざ映画を撮るときになったら大自然の中に異様な服装の人がポンッと置かれただけでも「パラレルワールドです」って言えちゃうというか。
でも4は、セットとか衣装が映画の面白さにもっと直接関係する気がしていて、そこがいまいちだともう面白くないと思うんです。現実離れしたインテリアとか服装を楽しむための映画とも言えるから、そこらへんのセンスがすごく重要だと思っていて。


『トイズ』のセットはとにかく面白い!メインのおもちゃ会社がかわいくて笑えるのはもちろん、ロビン・ウィリアムスたちが住んでる家も仕掛け絵本みたいだったり、ドールハウスみたいだったり、すべてがまるで巨大なおもちゃなんです!!それにとにかく色がキレイ。昔から日本の建物って灰色とか多くて、内装も壁紙に色があったとしても優しい色が多いから、面白くないなぁと思ってて。『トイズ』くらいキレイな色を使った病院とか出来たら最高なのにって観るたびに思ってしまいます。派手すぎて問題になるかな。そしたらせめて小児科だけでも…。
一番のお気に入りはロビン・ウィリアムスの妹の寝室。アヒルちゃんの形をしたベッドで私も寝てみたいです。。

衣装も面白い!なぜか煙が出てきたり、動くと色んな音が出たりする、ふざけた服が登場します。お気に入りなのは、妹が自分自身きせかえ人形になってみて、きせかえ人形を制作するシーン。ピンクの空間に大きなペラペラの紙の服が可愛いすぎてキュンときます。

ストーリーは、おもちゃ会社の社長であるロビン・ウィリアムスのお父さんが亡くなり、おもちゃ会社を自分の弟(戦争オタク。ハリー・ポッターでダンブルドア役のマイケル・ガンボンなのが笑える)が後を継ぐようになる。しかし、マイケル・ガンボンは暴走。ロビン・ウィリアムスたちに秘密でおもちゃ会社を勝手に改造してしまう。それを阻止しなくてはと、ロビンたちが立ち上がるんです。
マイケルはどんどん戦闘モードの怖い雰囲気なおもちゃ会社にしちゃうんです。カラフルだった壁を、モノクロのロボット模様の壁に塗り替えたり。でもそれもまたポップだから怖くなくて面白い!

登場人物も同様で、一応悪役とされている人たちも怖くなくて笑っちゃうんです。それに主役のロビン・ウィリアムスも超ハマり役で爆笑なんだけど、ちょっとジーンとくる所もあったりして。どの登場人物も魅力的!
可愛くて暖かくて笑える、子供向けの映画です。夢があって大人は子供に戻れます。


おもちゃ繋がりで、来月公開の『マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋』もすごく楽しみだけど、やっぱり私的元祖は『トイズ』です!16年も前の映画だけど、今観てもかわいくて楽しい!仕事に疲れた時とか、ちょっと子供に戻りたいときに必見ですー!


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by pop-cult | 2008-01-11 09:04 | ファンタジー映画