アクセサリー作家でちょっと映画オタクな大竹真奈実のブログです。ファンタジー、妄想系映画多め。制作しているプラバン+ビーズ刺繍のアクセサリーのことやSCHOLE活動日記も。

by ohtake-j-fox

ナンニ・モレッティの「映画ファンの日記」と「エイプリル」

カンヌ映画祭60回記念ということで、あらゆる国の巨匠と言われる映画監督達が「あなたにとって『映画館』とは何か」をテーマに3分間の短編が制作されました。
「それぞれのシネマ」という名前で8月にはユーロスペースで公開されるようです。

たしか先月あたり、シネフィルイマジカだったと思うけど、映画館で公開前なのに普通に放送されていて、ぼーっと観ていたらすごく面白かったんです。
私が観れたのは何本かだったけど、その何本かの中でずば抜けて最高だったのが、イタリア人監督のナンニ・モレッティの「映画ファンの日記」です。

監督本人が無人の映画館の中で、ひたすら観てきた映画の話をするだけのシンプルなもの。子供を映画館につれてきた時の話とか、ほんとにささやかな出来事をただ話すだけ。でも息子が「ママはどこ?」と映画館で泣き出した時の話は爆笑でした。
色んな国の世界的に有名な監督たちが試行錯誤して作り上げたそれぞれの3分間の中に、ここまで一般人が共感しやくて飾り気のない3分間が混ざってくると、逆に異質で凄く目立つし、勇気があるようにも感じました。

昔、「ナンニ・モレッティのエイプリル」って映画を観ました。何となくジャケットに写っていた赤ちゃんが可愛いから借りてみたら、これもほんとにそのまんま、監督に子供が生まれて「てんてこ舞いです!」っていうそれだけの映画でした。でもなんか可愛くて笑えて好感がもてる映画でした。「映画ファンの日記」をみて思い出して、もう一回観たくなりました。
もともと監督本人が自分で主演しているものって、あまり観る気がしないって思ってたけど、最近になって考え方が変わってむしろ好きになってきてます。昔はただ「自分大好き!!」って人たちにしか思えなかったけど、ただ素直に表現しているだけの真直ぐで強い人たちって最近は思えるようになりました。素直な人間ってやっぱり面白いし。やっとウッディ・アレンの面白さも分かってきたし。

話を戻して「それぞれのシネマ」、見かけた何本かはどれも良かったので、全部通して観てみたいと思っていたから、ユーロスペースに行かなきゃですー。
b0112607_1114585.jpg
b0112607_1122047.jpg

[PR]
by pop-cult | 2008-07-10 11:15 | 外国の映画