アクセサリー作家でちょっと映画オタクな大竹真奈実のブログです。ファンタジー、妄想系映画多め。制作しているプラバン+ビーズ刺繍のアクセサリーのことやSCHOLE活動日記も。

by ohtake-j-fox
最近面白かったゾンビ映画、2本まとめて書いちゃいます!

【ゾンビ大陸 アフリカン】

ポップなタイトルに惹かれ、あまり内容を知らないままDVDで観ました。これはびっくりするほど笑いがなくて、普通にめちゃめちゃ怖いホラー映画でした。
その名の通り、アフリカ大陸がいつの間にかゾンビだらけになってしまい、黒人のゾンビがうじゃうじゃ…という、視覚的にも白人ゾンビより迫力がすさまじい映画でした。

それはそれは低予算で撮られた映画なのは一目瞭然なのですが、カメラワークとかかなり気を使っていて面白いです。ゾンビって存在自体が現実離れしすぎてて、それだけであまり怖くない映画が多い中、妙にリアルなんです。オールドスタイルと言われる、動きがスローなゾンビたちでも、ここまで真面目に怖い映画になっちゃうんだなーと、変に関心してしまいました。

どちらかというと、もっとふざけた、怖くないバカバカしいゾンビ映画の方が好きだけど、飽きずに引込まれていく映画なので、完成度が高くて好きでした。ツタヤではまだ新作でしたが、ぜひ!

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【ゾンビランド】

最近と言っても、去年劇場公開されていたので少し経っていますが、これは面白かったので人に薦めまくっていたら、実際に観てくれた人から「面白かったよ!」と(2人から)言われたので、超自信を持っておすすめしたい映画です!

こちらはタイトル通りの完全コメディです。「ソーシャル・ネットワーク」で主役だったジェシー・アイゼンバーグが、ゾンビだらけの世界で生き残るルールを自ら考案し、それを忠実に守ってきた所、本当は弱々しいのに生き残ってしまった微妙な主人公を演じています。「ソーシャル〜」で嫌なやつ!って印象がついてしまった人にはぜひ観てもらいたいです。ちょっと情けないけど、なんか応援したくなるキャラクターでした。

彼が途中で出会う、ゾンビ殺しの達人も最強に面白く、お決まりの美女の登場もまたいい味出してるんです。なんと言っても我らがビル・マーレイ様が本人役で登場するのですが、これにはお腹を抱えて笑ってしまいます。彼の登場はもう、世界のビル・マーレイファンが彼の良さを再確認しちゃうであろう瞬間でした。この映画は登場人物がみんないい!

最後に無人の遊園地でゾンビ達と戦うシーンもたまりません。関係ないけどたまたま、この映画を観た映画館の外に寂れた遊園地があって、観終わったときに映画とリンクしてテンションが上がったこともいい思い出です。

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次はゾンビ大陸アフリカンのDVDに予告が入っていて面白そうだった「ゾンビヘッズ 死にぞこないの青い春」が、いい具合にバカそうなので観てみようかと思いました。
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# by pop-cult | 2012-07-12 23:09 | ホラー映画
先日、原宿シネマというイベントに行ってきました。このイベントは毎回、作家や俳優、イラストレーターなどなど様々なジャンルで活躍してしている人を館長として呼び、その人の人生に衝撃を与えた1本の映画を上映するというもの。
6/17に開催された第12回の原宿シネマは、私が愛してやまないロックバンド、
ACIDMANのギターボーカルの大木伸夫さんが館長でした!何よりも映画とACIDMANが大好きな私にとっては夢のようなイベントなわけです!

まずは司会者の人が登場。司会はチリ・ボリビアDVDに登場していたカメラマンの小田切明広さん!大木さんも登場して一言挨拶して上映がスタート。(この時、私の後ろにいた方かな?かっこいい〜とため息をついていて笑ってしまいました。その会話、混ざりたい!私もすかさずファッションチェック!多分一番最近のモバイルサイトのQ&Aコーナーでも着ていたジャケットでした )

上映作品は、昔、ACIDMANのメンバーが薦める映画を紹介するコーナーがあって、そこでも大木さんが紹介していた『アレクセイと泉』というドキュメンタリー映画でした。チェルノブイリ原発で起こった爆発事故によって、放射能に汚染され避難を余儀なくされた1つの村に、「それでもここで住む」と決めた55人の村人がひっそりと暮らしているんです。その村は、森からも畑からも放射能が検出されるけれど、不思議なことに“泉”からは全く検出されないというのです。

ストーリーを読んで、その不思議な泉が気になったものの、テーマがあまりにも重い気がしてなかなか観る気になれなかったんです。でも今回は館長と一緒になら…!と、映画に対する期待40%、館長への期待60%くらいの気持ちで参加しました。

そもそもドキュメンタリーに対して苦手意識があったのに、この映画はそのイメージが覆るほどとても良かったです。はっきり言って重くないし、とても愛に溢れた温かい映画で、ちょっと驚いてしまいました。
私のドキュメンタリーに対するイメージって、マイケル・ムーアの「ボーリング・フォー・コロンバイン」とか、1ヶ月間マクドナルドを食べ続ける「スーパー・サイズ・ミー」とか毒々しいものばかりだったので、どうもあの“人に不安とか怒りを与える空気”が嫌だったんです。真実の映画というより、監督の考え方を植え付けられてしまうあの感じが怖くて…

でも「アレクセイと泉」は、原発事故というテーマがありながら、人に不安を与えるどころか、勇気や優しさを与えてくれる映画でした。汚染された村で、内部被爆しながらもただ淡々と、シンプルに生きるお年寄りたちと1人の青年アレクセイの姿は、なんだかキラキラしていて、うらやましさすら感じました。(大木さんも上映後に「うらやましく感じませんでした?」と客席に問いかけていました。)かわいいんです、お年寄り達のやり取りが。ただひたすら自給自足の生活で、そこにはまわりの村人に対する愛、一緒に暮らす動物達に対する愛、泉に対する愛が毎日溢れていて、汚染されていることなんて忘れそうな、ただ綺麗で美しくて…と、このままACIDMANの歌詞になっちゃうくらい…
大木さんが影響を受けたというのを「なるほどな〜」としみじみ感じました。

トークが始まると、司会のアキさんと大木さんのやり取りが想像以上にもう面白くて… アキさんがまず「一旦立ちましょうか」と言って、全員で座りっぱなしだった体を動かしました。その後いきなり二人とも「トイレみんな大丈夫ですか?俺は行きたいけど」みたいなやり取りで会場は爆笑。
アキさんの質問「どのシーンが印象に残っていますか?」に対しても、アレクセイの両親がもう結構お年寄りなんだけど、お父さんが酔っぱらいながら、お母さんにキスをせがみながら「お前は美しい〜」とか言ってると、お母さんは「でもあんたは1度私を裏切ったからね」を何度も繰り返し言うという笑えるシーンがあったのですが、大木さんはそのシーンを一番にあげていました。「あの女性の執念深さがね…」なんて言っててリアルで笑いました。大木さん経験ありそう…。失礼か。
ちなみに私が1番印象的だったシーンは、お母さんが朝ご飯の支度をしているシーンで、大きな釜に火を起こすと、中から猫が慌てて出てくるんです。でもお母さんは驚きもせず… 大木さんとアキさんも「細かいことは気にせず生きてるんだよね」と言っていたのを覚えています。それって幸せへの第一歩なのかも… でも猫を焼いちゃまずいけど。

あと大木さんは「豊かさを感じさせたあとに、急に放射能を感じさせる所で泣きそうになる」と言ってました。確かに私も涙がこらえきれなくなったのは、キノコを森に取りにいくシーン。「汚染されてるから食べるなって言われてるけど、みんな我慢できないんだ」って村人が話していたときには、なんだか胸が締め付けられました。

大木さんは「アレクセイと泉」以外に、ブラッド・ピットとショーン・ペンが共演の「ツリー・オブ・ライフ」と、是枝監督の「ワンダフルライフ」も候補にしていたようです。大木さんはワンダフルライフのことを聞かれたときに(言葉は忘れちゃったけど)「生死の境目だとしても、ちょっとした思い出とかで、人がきゅんきゅんなっているとか、そういうのヤバいんだよー」などど言っていました。その感じ、分かります…。

他にはチリ・ボリビア紀行の話と、to liveのPV撮影で今年の1月に行ったアフリカ紀行の話も沢山聞けました。アフリカでのドキュメンタリームービー(映画館で上映されたもの)はいつかDVDにしてくれるそうです!映画館に行けなかったので嬉しい限り!ホテルの汚さに文句言ってたサトマとか、収録してほしいです。

私は勇気がなくて質問出来なかったけど、最後のQ&Aのコーナーで「心の豊かさってどうしたらいいの?」的な質問をされた方がいました。福島に住んでいる方だったようで、ちょっとつらそうでした…。でも大木さんの回答、すごく良かったです。「そんなに難しいことではないと思う、感動って実はすぐそこに溢れているから、それをいかに自分が感じとるかだと思う」「水を飲んでうめーって感じるとか」って話は印象的でした。

「良い映画は、種となって深く心の土の中に入っていくもので、そうじゃない映画は土の上にポンって種を転がすだけ。深く入っていった種は、その後の自分次第で水をやったり、光を浴びさせたりして、花を咲かせることもできる。」と、映画のことを種と表現していた大木さん。あの空間にいた、きっと誰もがなるほど〜と思い、アキさんもしみじみ「まとめるね〜」と言ったときに、大木さんは「下ネタ?」とまた得意の方向に話を持っていってました… じーん…ときたのに、あの破壊力。そこもまた良い所ですが。
あと、相変わらず大木さんはいっちゃんのことを嫌いという方向で、いっちゃんの話題になると「その話題は暗くなるのでやめてもらっていいですか…」と静かに話していてウケました。負けるな、いっちゃん!
感動あり、笑いあり、ちょっと涙あり、とても心に深く入っていった素敵な時間でした。

会場の壁には、大木さんがアフリカで撮影した写真が沢山飾ってあって素敵でした。帰りには、大木さんが撮影した写真を使ったポストカードのプレゼントもあって、粋なサプライズで嬉しかったです。種類も色々あったみたいですが、私のポストカードには、一瞬「いっちゃん!?」と見間違えたマサイ族の方々が写っていました。

他にも壁には歴代館長たちが選んだ映画のポスターなども飾ってありました。「未知との遭遇」「ユー・ガット・メール」「時計じかけのオレンジ」などなど私も好きな映画を薦めている人もいて、逆にその人たちが気になったので、どんな人なのかチェックしちゃおうと思いました。個人的な願いとしては、サトマの薦める映画も独特だから、いつか館長やってほしいな… 
これからも気になる上映があったら、ぜひとも参加したいとても素敵なイベントでした!!!

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# by pop-cult | 2012-06-19 22:08 | 主にACIDMAN(音楽・ライブ )
もうなんか…、観終わった後に思わず「ふざけた映画だな…」と呟いてしまいました。『トーク・トゥ・ハー』『ボルベール』などで知られるスペインの巨匠ペドロ・アルモドバル監督の、今公開中の映画『私が生きる、肌』のことです。

この映画、どうやら賛否両論の賛が多いらしいのですが、それ本当〜!?ってかんじです。私なんて久々に、観終わってすぐに頭の中で再編集が始まりました…。でも、“物議を醸す”映画という意味ではすごいのかと思います。
一緒に見たママちゃんも「あれはないね」の一言で切り捨てていましたが、他の人がどう思ったかがものすごく気になることは確かです。

アントニオ・バンデラス演じる天才医師が、自ら開発した人口皮膚を移植して、死んだ妻にそっくりの美女を作り上げるという、とてもグロテスクな話です。
これはネタバレ厳禁な映画なので、核心には触れずに感想を書きたいです。だいぶ辛口なのでご了承を!

まず思ったことは、最初の方にバンデラスの家でお手伝いさんをしている女性の元に、虎のコスプレをしたおかしな男が訪ねてくるのですが、そのシーン、すべてカットでいいと…。なんでこんなにどうでもいいシーンに、こんなに時間をとっているのか、観終わって疑問でしかありませんでした。

そのかわりに、もっとバンデラスの妻のこととか、案外サラッとしか登場しないし、娘のことももっと時間割いてもいいのでは?と思ってしまいました。

「そうだったの!?」という事実が分かった後は、「でも…、だとしたら、あのときのアレはおかしくない…?」のオンパレード。
例えば『シックス・センス』なんかは、主人公が幽霊ということを知ってからもう一度観ても「確かに誰とも会話してない!なるほど!」ってなるけど、この映画はならないと思います…。ま、きっと観客に「なるほど」と思わせたいとも思っていない気もしますが…。
ただ、あそこまで突拍子もないオチがあると、それまでの話が「オチがバレないように作った」感が目立ってしまって、ちょっとチープな印象に感じました。

終わり方も「ここで終わりかい!?」というタイミングで、私としては「この後どうなるか気になるでしょ!?」と思ったので、そこも観たかったです。しかし、あの後を長々やったとしても、もっとチープになっちゃう可能性もあるけど…。
映像も美しいし、音楽もかっこいいし、それでいてエログロっていう世界観は嫌いじゃないのですが、ストーリーだけ考えると、いくらなんでも観客をなめすぎではないかと、ちょっとした怒りすら感じました。あまりにも浅い。もう確信犯で、「この映画はバカな話ですが、楽しんでください」くらいの気持ちで作ってるのだとしたら、それはそれで新しいから良しとするけど、この映画を深読みするのは無理かと思います。
おしゃれな売り方してるけど、話はきっと「ムカデ人間」(見てないけど)と近いのかもしれないな〜なんて思いました。

ストーリーと関係ないですが、バンデラスの娘と仲良くなりかける青年の役をやっていた俳優さんが、すごくかっこ良くてツボに入りました。ジャン・コルネットという私と同い年の人で、新人さんらしい。これから注目したいです。

『トーク・トゥ・ハー』『バッド・エデュケーション』『ボルベール』と、この監督の映画は3本観ていて、どれも好きだったので期待しすぎたのかもしれないです。同じ話で、タランティーノが監督したら別物として面白かったかもしれないな、なんて妄想もしちゃいました。でも、どうやら『私が生きる、肌』はこの監督の初期作品っぽい空気らしいです。散々書いてしまいましたが、これからまだ見ていない初期作品も挑戦してみようかと思いました。

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# by pop-cult | 2012-06-16 09:54 | 外国の映画
ウディ・アレン監督の最新作「ミッドナイト・イン・パリ」観てきました。元々好きな映画監督だし、キャストもここまで好きな人ばかり集まっているなんて、もう期待せずにはいられなかったけど、その期待を裏切られることなく、すごく好きな映画でした。

『ハリウッドの売れっ子脚本家のギル(オーウェン・ウィルソン)は、婚約者と一緒にパリに来ていた。ギルは、パリの街をこよなく愛していて、脚本の仕事を捨てでもパリに住みたいと考えていた。しかし、セレブで現実主義の婚約者イネズ(レイチェル・マクアダムス)はギルのパリに対する気持ちも、ギルが真剣に書いている小説のことも理解出来ずにいる。そんな時一人で真夜中のパリをさまよっていたギルの前に、古いプジョーが停まって、ギルに乗っていけと呼びかける。酔っぱらった勢いもあってプジョーにのったギル。ついた先はなんと1920年代のパーティ会場だった。』

ウェス・アンダーソン映画では常連のオーウェン・ウィルソン、やっぱりかわいいです。彼がウディ・アレンの映画で主役というだけでテンションが上がっていたけど、彼の婚約者役が、私が生まれ変わりたい顔候補の女優、レイチェル・マクアダムスなので、更に嬉しくなっちゃいました。シャーロック・ホームズの不二子役だった、あの大きな口がかわいすぎる彼女が、今度は嫌な女の役でした…。かわいいけどほんとムカつく…この手の女…。ウディ・アレンって、いっつもセレブな登場人物がムカつきます。でも好きでした。顔はとてもかわいいです、今回も。

ちょっと風刺混じりのコメディで現実的な話のようでいて、いつのまにかあり得ないことが起こっているという、ウディ・アレンの映画ではよくあるパターンなのですが、今回はタイムスリップ映画なんです。CGを一切使わずにタイムスリップするという…。絶対にない出来事とは思っていても、あんまりにも自然な表現なので「ひょっとしたら夜のパリではあることかも…?」と思いたくなってしまうほど。夢があって好きでした。

観る前から想像していた通り、もう亡くなっている色んな作家や画家がどんどん登場したときに、その人たちのことをもっと詳しく知っていたら、どんだけ楽しめたことか…と、ちょっと悲しくなりました。勉強してない自分のバカ!
ピカソやダリはパッと作品が浮かんだけど、作家は辛うじて名前が分かる程度の人がほとんど。作曲家、詩人とかはもう「だれ?」レベル。そんな知識にも関わらず、ギルとアーティスト達のやり取りは最高に面白かったです。この映画の中で存在感たっぷりだったヘミングウェイとか、読んでみたくなりました。

実は一番楽しみだったエイドリアン・ブロディのダリ役、ほんと良かったです。ダリって変人なんだろうな〜と思っていたら案の定、サイの話ばかりだし、テンションも謎。会場にも笑いが起こっていました。英語の発音もおかしくて、出演時間は短くてもここまでやりきっているエイドリアンはやっぱり素敵でした。彼はやっぱりコメディが似合う…!!

この映画の中で、ピカソの愛人として登場するアドリアナ役のマリオン・コティヤールは、今までで一番美しかったです。ウディ・アレン映画の中のかわいい女性って、ほんと憧れなんです。男性はこういう女性を好きになるんだな〜としみじみ思ってしまいました。

ウディ・アレンの映画自体、好き嫌いが分かれる作風だし、アカデミー賞が好むような“ずっしり心に響く系”ではないですが(でも脚本賞を受賞してるけど)、これは胸を張って面白い!!と言えます。特徴的ではないですが、美術もとても素敵です、三つの時代のパリが一気に味わえます。雨のパリに行きたくなります。ぜひ映画館で!!
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# by pop-cult | 2012-05-31 21:42 | 外国の映画
ティム・バートン×ジョニー・ディップの最新作『ダーク・シャドウ』観てきました。前作の『アリス〜』を劇場で観て以来、「もうティム・バートンの映画はDVDでいいや〜」なんて思いながら、今回もばっちり劇場で鑑賞。本命だった『ザ・マペッツ』が六本木まで行かないと観れないから、近所で観られる『ダーク・シャドウ』にしようと、気軽な気持ちで何も期待せずに観たら面白かったです。

『裕福で遊び人だったバーナバス(ジョニー)は、屋敷の使用人だったアンジェリーク(エヴァ・グリーン)と関係を持つ。しかし別の女性と結婚し、彼女をあっさりと捨ててしまう。実は魔女だったアンジェリークは、バーナバスを愛しすぎて怒り狂い、彼の婚約者を殺してしまう。不幸のどん底に落とされたバーナバスも自殺を図って崖から飛び降りるがなんと無傷。アンジェリークの呪いによってヴァンパイアに変えられてしまい、不死身となってしまったのだ。アンジェリークの行過ぎた復讐により、その後彼は約200年間土の中に埋められるのだが、あるきっかけで復活を遂げる。そこからまたアンジェリークとバーナバスの戦いがはじまるのだった…』

今回良かったのは、ザ・悪女!といった雰囲気のアンジェリーク。『ライラの冒険』でも魔女の役で、賢くて、でも色気のある独特な雰囲気で存在感があったエヴァ・グリーンが、金髪に赤い口紅で登場。エリカ様に見えるときが時々あるくらい、すごく意地悪そうな表情なので、同じ人に思えなかったけど、好きでした。映画の中の悪役に惹かれることって、私はあまりないのですが(世の中的に人気の悪役、例えば『ダークナイト』のジョーカーとか、初期のハリポタのスネイプとか、みんながもり上がるほど好きではなかったのですが…)今回は、世の中がどんな評価をしているか知らないけど、一番好きな登場人物でした!

今回のジョニーは今まで散々アクの強い役をやっていたから、ソレと比べてしまうとパンチに欠けていたかもしれないですが、ちょっとした動きに笑ってしまうことも…。200年分ずれているから話し方とか変で、そのことを突っ込まれて可哀想な所も面白かったです。

一瞬「このコが主人公かな?」というような、いかにもティム・バートンが好きそうな、低血圧顔の少女(ベラ・ヒースコートという私は初めて見た女優さん)が出てきますが、案外後半の出番は少なくて、すこし残念でした。とてもいい味出ていました。

意外と出番が多いのは、私が苦手なクロエ・モレッツ。『キック・アス』のヒット・ガールや、『ヒューゴの不思議な発明』のあの子です。今回はジョニーに「娼婦」と勘違いされるような役で、ヒューゴの時より合っていて良かったですが、なにかが引っかかる…静止画でみていると気にならないので、きっと演技が私の好みじゃないのかも…ごめんなさい。

それでも、今回は登場人物たちが面白くて、そこがこの映画の魅力だったのではないかと思いました。なんとなく『アダムス・ファミリー』を思い出して、また観たくなりました。

『チャーリーとチョコレート工場』『ビッグ・フィッシュ』には勝てなかったですが、『アリス〜』よりは面白かったです。私はこっちの方が好きです。バートン映画では『ビートル・ジュース』が一番好きな人にはいいかも、雰囲気が一番似てます。正直、私は『ビートル・ジュース』の方が好きですが…。
なんと言っても魔女とヴァンパイアという私が好きなモチーフだし!ジョニーとエヴァ・グリーンの激しい絡みが笑えます。頭使わずに楽しみたい方はぜひ!
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# by pop-cult | 2012-05-24 12:42 | ファンタジー映画
scholeのイヨのキラキラワッペンワークショップに参加したのが、もう楽しくてハマってしまって、最近は、プラバンのパーツのまわりにビーズ刺繍をするブローチを作っています。
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コウモリがいまのところ1番しっくりきています。
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2012年春のWANSAKA店の隠れテーマ「バグズ&フラワーズ」にちなんで、
蝶とカイコも登場!!
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ライラの冒険のリー・スコーズビーの気球のイメージとか。
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定番化しつつある、フクロウ、王冠モチーフ。
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言いたいことも言えない世の中にはコレ。

ツイッターやフェイスブックで告知していた(このブログでは書けてなくてごめんなさい)2012年のワンサカ展は、スコレーが参加していた第一期は終わってしまいましたが、まだ開催中です。
私はたまに、主に週末に店頭立ってますので、ぜひ秋葉原、御徒町付近に来たら、2k540によってくださいね!!そして、すでに来てくれた方!久しぶりの友達から、いつも来てくれる友達、先生、お買い物してくださった初めましての方、声かけてくれた方、とにかく皆さんありがとうございます。
沢山来てくれて、幸せすぎてどうしようかと思いました… 一生懸命つくらにゃ、バチあたらー!

このキラキラワッペン風プラバンブローチは、6月ごろに、スコレー商品取り扱い店「ミーチュ」「マリーゴーランド」に納品予定です!またスコレーのブログに書きますので、気にしてくださっている方は、そちらを見ていただければ〜と思います。

『クリエーターズマーケット WANSAKA』
2012年5月20日(日)まで!※水曜定休
11:00〜19:00
2k540 AKI-OKA ARTISAN マルチスペース
www.wansaka.info

最後の2日間はワークショップの日。手を動かすのが好きな人にかなりおすすめです。
宜しくお願いします。
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# by pop-cult | 2012-05-07 15:17 | ♡プラバンアクセサリーetc.♡
1986年に劇場公開されていたという、20年以上も前の作品です。リアルタイムでもないのに、多分小さいときに「うる星やつら」の映画シリーズをテレビで見ていて、後になって「面白かった気がする」と思って見なおして以来、本当にお気に入りで何度も観ています。
アニメ好きの人には有名な押井守監督の「うる星やつら2 ビューティフルドリーマー」は、他とうんと差をつけて不動の1位ですが、その次にこの「うる星やつら4 ラム・ザ・フォーエバー」が好きです。近所のレンタルビデオ店が閉店するときにVHSで購入しました。
ちょうど4月の桜が満開の頃の設定で、面堂家の庭にそびえ立つ樹齢300年の立派な「太郎桜」という桜の木が登場します。それで今の時期に合うな〜と思ってまた久々に観てみました。

『あたる、面堂、めがねたちは、面堂家に古くから伝わる「鬼姫伝説」を元に、ラムが主演の自主映画を製作中だった。不思議な力を持った桜の木が、ある村の狸の姿をして暮らしている村人に呪いをかけているという不気味なストーリーで、映画の中では、老朽化が進んだ「太郎桜」を実際に切り倒すことになっていた。実際切り倒した「太郎桜」は緑の泡を吹き、動物の死骸が骨だけになったような姿となり、あたるたちは度肝をぬかれることに…。それ以降、友引町ではおかしなことが続く。4月なのに蝉やトンボが大量発生、ラムは日に日に超能力を失い、面堂やしのぶ、めがねたちまでラムの存在を忘れてきてしまう。ついにラムが失踪してしまうのだった。』

この映画はウィキペディアに書かれていたけど、話が結構難解で空気もちょっと重たいです。でもドラえもんが映画になると、登場人物たちのキャラもちょっと変わって、テレビシリーズとは違った空気感になるのと一緒で、うる星の映画シリーズではこの4が特にそうなのだと思います。私は原作ファンというより、映画のうる星のそこが好きです。どこにでもありそうな街にありえないことが起こるあの感じ。現実か夢かだれも区別できない感じ…。

最初のシーンで雨の中、みんなで車に乗っていたら停電が起こるところから、すでにツボなんです。なにか始まると感じさせるあの演出。
その後にみんなで太郎桜の下でお花見のシーンがあるのですが、これもまた夜桜っていう設定がニクい。夜の桜って、なんか幻想的でいつもの風景を違った世界に見せてくれるから好きです。毎年夜桜を見てはこの映画を思い出します。
お花見中にふと、しのぶが1人になって変な妄想をするシーン、お花見の宴会場にはさくらさんが大勢の妖怪を連れてきていたり、日常っぽく見せかけて絶対に変なあの空気。普段寝て見る夢の中のような雰囲気で、ちょっと怖くてわくわくします。

現実でも、ホラー映画の主演の人が後から亡くなったり、撮影中におかしなことが起きたり…という話はちょくちょくあるので、それを意識しているのか、あたるたちの自主制作映画の撮影が終わってから夜になると勝手にセットが動いていたり、ラムが体調不良になったりします。
太郎桜が姿を消して、急に湖が出現して、友引町全体によく霧が出てくるようになると、その霧というのか、霧に見せかけたおかしな気体が人を眠らせ、変な夢を見させます。その夢の中のシーンの描き方もすごく面白いです。面堂は自分がとにかく世界が注目するようなスーパースターで、大勢の女性が自分との結婚を心待ちにしているというアホな夢を見ます。夢の中で急に思い立って大勢の女性と合同結婚式を決行するのもの“緑の髪の女性”の存在が気になって、それがラムとは分からず探し続けるという、どこか現実ともリンクする夢なのです。その夢の中の町も、どこか近未来的な町並みでリドリー・スコットの「ブレードランナー」の町と似てると言っても過言ではないはず!大好きなシーンです。

友引町はどういうわけか戦争が始まってしまうし、ビューティフルドリーマー同様、どんどんあたる達がおかしなことに巻き込まれていき、その解決の鍵を握っているのがラムちゃんだ、という話です。
はっきり言って、良く出来ている話ではないです。ちゃんと考えだすと最後まで意味不明なので、きちんと話を理解したい!と思う人からは評価が低そうです。感覚的な映画なので、好き嫌いが分かれそうですが私は大好きです。夢っぽいあの世界観、妄想映画、たまりません。
桜が散りかけている今、見てもらいたい1本なのでした。
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# by pop-cult | 2012-04-12 11:23 | アニメーション