アクセサリー作家でちょっと映画オタクな大竹真奈実のブログです。ファンタジー、妄想系映画多め。制作しているプラバン+ビーズ刺繍のアクセサリーのことやSCHOLE活動日記も。

by ohtake-j-fox

タグ:映画美術 ( 33 ) タグの人気記事

久々の更新になってしまいましたが、また映画ではなくまずは2014年最初のイベントの話です!

去年とても好評で、今年も開催することになった渋谷パルコでのワンサカ。
今年のテーマは“サーカス”私の好きなかんじ…♡

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プラバン+ビーズ刺繍のブローチとヘアゴムを中心に…

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こんな感じのチープでかわいい(←自分で言っちゃう)プラバンピアスも
作りました。
あと、サーカスをテーマにした新作の絵も2枚描きました。
沢山の人に来てもらえるといいな…

【クリエーターズマーケットWANSAKA CIRCUS】
後期:2014年1月21日(火)〜28日(火)
会場:渋谷PARCO part1 B1F ロゴスギャラリー
10:00 - 21:00(最終日は17時まで)
ロゴスギャラリーのHP
お待ちしています!


2014年の目標は、もっとこのブログの更新率を上げるとこ!
最近いままで以上にアクセサリー制作に力を入れているから
話題が映画よりアクセサリーのことが増えてきているけど
(実際映画館に足を運ぶ回数もちょっと減ってしまっていてくやしい)
今年からは、もっとコンパクトに、もっと自由に、映画のことも
書いていきたいなと思っています。

ちなみに去年の映画館締めはソフィア・コッポラの『ブリングリング』
まわりからは不評の声が多いけど、私はバカみたいな映画で面白かった!
大好きなエマちゃんが最低な役だったけど、似合ってて良かったし
ラストは爆笑でした!!(映画館で肩を震わせていたのは私くらいだったけどね…)

そんな感じで…
たまにのぞいてくれている方がいらしたら、感謝です♡
今年も宜しくお願いいたします!!!
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by pop-cult | 2014-01-18 21:33 | ♡プラバンアクセサリーetc.♡
特に期待もせず、でも「L.A.コンフィデンシャル」大好きな私としてはちょっと気になる存在だった、「L.A.ギャングストーリー」観てきました。

1940〜50年代のロサンゼルスの街は警察ですらギャングに逆らえない時代。そこで命をかけてロスを取り戻そうと警察の秘密部隊が立ち上がる、というお話です。ある1人の極悪ギャングがいて、そいつ絡みの悪行を取り締まろうとする正義感溢れる警察は、仲間から煙たがられ、怖いからみんなそのギャングに仕方なく従ってしまっているという…。よくある題材で、でもみんな大好きな題材です。

その「俺がルール」のギャングのボス、ミッキー・コーエンという人物は、どうやら実在の人物らしいです。実際にこんな人がいたのかと思うと、あの時代のL.A.では長生き出来そうにありません… 気に入らないとすぐに皆殺しです。
そのコーエン役は、こんなに悪人顔に見えたのは初めてってくらい、いや〜な顔だったショーン・ペン。なかなかはまっていました。

正義感溢れる警察代表は「MIB3」での若き日のKを演じていたジョシュ・ブローリン。違和感無くて良かったです。
印象が上がったのは、ライアン・ゴズリング。売れてるけどそんなに好きじゃないんだよなーなんて思っていたけれど、今回のちょっとチャラい役が似合っていて存在感もあって、コッテコテ映画の中にいいアクセントになっていた様に感じました。
エマ・ストーンも綺麗で色っぽくていいね〜、「アメイジング・スパイダーマン」の時よりこっちの方が好きです。

あと、「ターミネーター2」に出ていたロバート・パトリック(シャワちゃんを殺しにくるアイツ)というおじちゃんもいい味出てました。最初「この顔、見たことあるけど誰だっけー?」とモヤモヤしましたが後で調べてすっきり。

悪者と正義の戦い、悪い人はとことん悪く、いい人はこれでもかというほどいい人。もう超ど真ん中すぎて、始まって最初の15分くらいは「これはやっちまったか…」と心配になるほどのコテコテっぷりでしたが、徐々にそのコテコテにも慣れきて、だんだん面白くなって来ました。

後から知ったのですが、監督は「ゾンビランド」のルーベン・フライシャーとのこと。「ゾンビランド」との共通点は、映像がちょっとPVっぽく凝っている所と、好き嫌いはあるにしてもきちんと起承転結がある所。その点は同じくルーベン・フライシャー作品の「ピザボーイ」も共通しているけど、「ゾンビランド」と比べてしまうと同じコメディとして物足りなさがありました。「L.A.ギャングストーリー」はまた全然違う題材で、コメディでもないところが良かった気がします。笑い無しで作ってるけど、カッコつけまくっていてちょっと笑えるという独特な世界観でした。

美術もお金かかってるし、BGMもおしゃれ。「L.A.コンフィデンシャル」とは比較してはダメですが(アレは別格)ポップコーン片手に楽しめる愛すべき映画です。おすすめです。監督にはまた全然違う映画を今後作ってほしいと思いました。

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by pop-cult | 2013-05-14 20:06 | 外国の映画
大好きなアメリカ人映画監督、ウェス・アンダーソンの最新作「ムーンライズ・キングダム」が2月の8日についに公開されます!もう、とっても楽しみすぎるので、彼が監督したこれまでの映画をこのブログで振り返ろうという、オタク企画を勝手に計画。雑に、独りよがりに全作品解説します!
お好きな方がいましたら、一緒にもり上がりましょー!!

『アンソニーのハッピーモーテル』(1996)
長編デビュー作品。ウェス作品の常連である、昔からの友人という、オーウェン・ウィルソンと共同脚本です。お兄ちゃんのルーク・ウィルソンが主演で、オーウェンは準主役という感じです。
ウェスを好きになってから観たので、ウェス特有のステキ美術がまだ無いので、ガッカリしてしまった作品。でも空気感はやっぱり良いです。

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『天才マックスの世界』(1998)
これがウェス作品の中で一番好きって人も実は多いのでは?という隠れた名作。ませたガキンチョが学校の先生を本気で好きになって大人とガチバトルという笑っちゃう話です。またこの映画のサントラも最高です。ビル・マーレイ好きな方も絶対観ないと!

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『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』(2001)
この映画でウェスとオーウェンはアカデミー賞脚本賞にノミネートされたこともあり、代表作。私はこの映画で知りました。一番好きです。ロイヤルさんというろくでもないお父さんが、バラバラになった家族を取り戻すべく、自分はもうすぐ死ぬと嘘をついてしまうお話。最初はとにかくどこで切り取っても素晴らしく絵になる美術や衣装に注目して好きになりましたが、後からじわじわとストーリーの良さにも気づいて、更に好きになった作品です。すべてが名シーンです。

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『ライフ・アクアティック』(2004)
再びビル・マーレイ主演。ビルは映画監督の役で、チームのみんなと海に関するドキュメンタリーを製作しているという話。「ロイヤル〜」同様、家族のごたごたと、海、海賊、架空の魚も登場します。最初はピンとこなかったけど、何度か観ているうちにとても好きになりました。デヴィッド・ボウイの音楽もいい。チームの制服(良い大人がみんなお揃い)も熱いです。

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『ダージリン急行』(2007)
私が一番好きな俳優エイドリアン・ブロディがウェス作品初参加で、個人的に最高にもり上がった作品。インドに逃亡してしまった母親に会うために、長男が勝手に兄弟3人のインド旅行を計画、表向きは“兄弟の絆を深める心の旅”と言う長男に、振り回されたり振り回したりの男3兄弟の話です。
いまいち、という声もちょこちょこ聞きましたが、私は大好きな1本です。ウェスの笑いのセンスは最高だと確信しました。なんだかんだエイドリアン出演の映画の中でこれが1番好きです。

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『ファンタスティック・Mr.FOX 』(2009)
ウェス初のストップモーションアニメ。キツネの家族が人間と戦っちゃうお話で、原作は「夢のチョコレート工場」のロアルド・ダール、ちょっとブラックユーモアが効いていてウェスらしい話です。今までの実写映画に比べると、ストーリーそのものはいまいちですが、とにかく映像だけで楽しめます。キツネやその他の動物達がかわいすぎます…。

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そして公開を控えている『ムーンライズ・キングダム』

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このポスター、ほしいです…
今回はボーイスカウトの少年が主人公で、駆け落ち?家出?しちゃうとか?髪を盛ってるブルース・ウィルスに、エドワード・ノートン、そしてビル・マーレイ!楽しみすぎます。観たらまたこのブログに書きます!面白いといいな…。
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by pop-cult | 2013-02-06 13:28 | 外国の映画
白雪姫をモチーフにした映画が立て続けに2本公開されていたので、2本見比べた感想かいちゃいます!まずは公開を楽しみにしていた方のターセムから!

『白雪姫と鏡の王女』
監督が「ザ・セル」「落下の王国」「インモータルズ」のターセム・シン。衣装が北京オリンピックの衣装や映画「ドラキュラ」でアカデミー賞を受賞した石岡瑛子さん。この二人の組み合わせだけでかなり楽しみにして、映画館で観ました。ちなみに女王役はジュリア・ロバーツ、白雪姫役はリリー・コリンズ、王子役はアーミー・ハマーです。

実際の白雪姫のストーリーを少々脚色しながら、コメディタッチに、とにかくカラフルな衣装と映像で撮った明るいファンタジーでした。石岡瑛子さんの衣装はやっぱりすごかった!色使いも形も大胆で、でもケバケバしく感じさせない絶妙さ!その衣装の良さを壊さない綺麗な映像で、映画館で観られて良かったです。

写真を見た時に「眉毛太!?」って思ったリリー・コリンズも映像で観るととってもかわいくて、そこもこの映画の魅力の1つでした。
あとは王子役のアーミー・ハマーが笑わせ係を頑張っていました。映画全体では思ったより笑いのセンスが自分とは合わないかも〜と感じる箇所がちょこちょこありましたが、王子のシーンはかなり笑えました。

実は引っかかってしまったのは、ジュリア・ロバーツが演じた女王役。もともと好きな女優さんなのに、なんかこの役は合ってない気がして… どうせやるならもーーーっとクサい演技でうんと意地悪になってほしかった…!かわいいけど、ぬるいよ!!怖くないし!!コメディにしては面白みに欠けるのが残念でした。

そんなわけで、「インモータルズ」よりは良かったけど、「ザ・セル」「落下の王国」は越えないターセム監督でした…。でも毎回違う雰囲気の映画を撮ってる彼はすごい!次回作も楽しみに待ちます。

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『スノーホワイト』
何となくテレビCMを観たときに、トワイライトとか赤ずきん的なオーラを勝手に感じて全然期待しないでいたのですが、飛行機で暇になって観てみたら案外良くて、もう一度DVDで見返しました。結構…、いや、かなり好きでした。

「アリス・イン・ワンダーランド」の製作スタッフに、主演は、女王がシャーリーズ・セロン、白雪姫がクリステン・スチュワート、王子というか、猟師役にクリス・ヘムズワース。

こっちの白雪姫は、私が知っている白雪姫をかなりドロドロさせた感じで、女王のバックグラウンドまで描かれているあたりが面白かったです。ファンタジーというよりちょっとホラーです。かなり流血します。

とにかく主演のシャーリーズ・セロンの存在感がすごいです。この映画をみて、彼女が好きになりました。美しくて冷酷な女王…ハマり役!!!チープな映画になりそうな所を彼女の演技力が深みを与えてくれています!彼女の衣装もすごく素敵で…色も暗めで渋いドレスが中心ですが、それがまた豪華に見えてしまうのは何だろう。「白雪姫と〜」のかわいくてポップな衣装もいいけど、こっちのゴシックファンタジーな感じもたまりません。そんな衣装も含めてカリスマ性がある悪役でした。

あと、特に好きじゃなかった「トワイライト」のクリステン・スチュワートも独特な存在感が素敵でした。すごく綺麗と言うより個性的な雰囲気ですが、質感が神々しく見せてくれます(そういう役だからかも知れないけど)

美術も凝っていて、怖い森の中の映像とか、もののけ姫みたいなシーンもツボでした。「赤ずきん」よりも明らかにお金かけています。

最後は案外サラッと終わった印象だったけど、ホラーな雰囲気と映像がたまらない1本でした。おすすめです。

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期待していた映画より、期待していなかった映画の方が実際に観たら好きだったり…。それも映画の面白い所!
繰り返し映画化される童話といえば、来年の3月に公開の「オズ」も先日映画館で予告が流れて面白そうでした!期待しすぎないようにしたいけど、大好きなオズだからついつい来年が待ち遠しいです。
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by pop-cult | 2012-11-12 21:19 | ファンタジー映画
ファンタジー映画がここまでアカデミー賞にノミネートされるって、ロード・オブ・ザ・リング以来?ってことで、すごく気になっていました。私のまわりもすでに観ている人が多くて、「絶対3Dで観た方がいい」と言われていたので、3D字幕で観てきました!

『駅の中に1人で住んでいるヒューゴは、毎日駅の時計の針をまわす仕事をしている。仕事の合間には駅の中にあるおもちゃ屋さんに盗みを繰り返していた。盗みの目的は、死んだお父さんが遺していった壊れたからくり人形を直すための部品集めで、そのためにおもちゃを盗んでは解体してネジなどをからくり人形の修理に使っていたのだ。ある日いつものようにおもちゃ屋さんに盗みに入るとおもちゃ屋のおじいさんに捕まってしまう。おじいさんはヒューゴが持っていたからくり人形の解体図などが書かれたノートを見つけると、なぜか激怒してノートを燃やしてしまうというのだった。』

はじまってすぐに「これは3Dで観て良かった…」としみじみ思ってしまう映像満載でスタートします。ハリポタやアリスはなぜか観終わってから「綺麗だったけど、3Dじゃなくてもよかったかもな…」と思ってしまったのですが、「ヒューゴ…」は3Dをすごく意識して撮っているのが一目瞭然!私としてはこの映画の楽しみの60パーセントは映像と美術だと思うので、絶対3Dがおすすめです。

駅の中の雰囲気、衣装もいいし、音楽もかわいいです。ヒューゴが住んでいる駅の中は、迷路みたいでわくわくします。小さいときに、公園のアスレチックで遊んだ後は、そこを自分の秘密基地と仮定して、どこにベッドを置いて、どこに何を閉まって…とかしょっちゅう考えて遊んでいたのですが、その時の気持ちを思い出しました。

あとは好きだったシーンは、ヒューゴが悪夢をみるシーンも不気味で面白かったです。からくり人形も不気味に描かれているわけではないけど、人の形のロボットってそれだけで異様だから、ちょっと登場するだけで映画に深みが出てくる気がしました。
他には、おもちゃ屋さんのおじいさんの過去の回想シーンはもう全体的にツボです。書割りが出てくるともうそれだけでときめいてしまいます。ある映画好きの方が「映画愛に溢れている映画」って言ってたけど、観たらまさにその通りでした。映画が好きな人でこの映画を嫌いな人はいないんじゃないかと思います。なんだかんだでドストレートな映画愛の映画だと思います。
温かさが溢れるシーンではおもわず涙が出てしまうことも2度ほどありました(私はすぐ泣くタイプ)

しかし、ここまでほめておきながら、実はどっぷりと浸かれたかというと本音はそうでもありませんでした。美術も話もヒューゴくんの雰囲気も、すごく好きなのですが、なぜか集中力が途切れるときがあったり… 今思い当たるのは、私としては配役があまりしっくりきていなかったからなのかもしれません。まずおもちゃ屋のおじいさんのベン・キングスレーはなぜかあまり好きになれません。あの役がクリストファー・プラマーだったら良かったのに、もしくはジョン・ハートだったら最高だったのに…。それにおじいさんの娘(血がつながっていない)役は、『キックアス』のイメージが強すぎるクロエ・グレース・モレッツ。かわいいのは分かるんだけど、なぜかずっと違和感が消えず…演技が苦手なのだろうか、なんとなくダメでした。逆にヒューゴ君の暗いけど芯がある雰囲気も好きだったし、クリストファー・リーも意外と普通な役で嬉しかったです。
あとは、超辛口ですが、なんとなーく演出が「これやっとけばOKじゃない?」という、こなれた印象が残る箇所がすこしありました。でもそれってそう受け取る私がひねくれているだけなのかも…うーん。

一緒に観ていたN君は「いやー!面白かったね!あれはやっぱりジョニー・デップだったんだね!?」と明るく言っていましたが、ジョニーもどこに出ていたか分からなかったし、「面白かったー!」とすっきり言い切れなかった私はもやもやしていました。N君には「それ、途中で寝てたからじゃない?」と突っ込まれました。そうかも…ほんの一瞬コクっとしてしまいました、悔しいです!もう1回DVDで観たら印象変わるかもな。

この映画、映画館で見る価値はあります!気になっている方はぜひ劇場で、3Dでぜひ!!
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by pop-cult | 2012-03-06 00:18 | ファンタジー映画
だいぶ久々の更新になってしまいましたが、読んでくれている人がいたらありがとうございます!あまり映画館には行けてないけど、観た映画のことを今年もちょこちょこ更新していこうと思いますので、宜しくお願いいたします。

まずはやっと観れた『アデル』!女性版インディージョーンズを、「レオン」「フィフスエレメント」のリュック・ベッソン監督が撮った!ということで、公開当時から気になっていたけど、気づいたら旧作レンタル100円で借りれてしまいました。月日が経つのがどんどん早くなっていく…それはさておき。

「美人ジャーナリストのアデルは、行動力抜群で勇猛果敢な突進型タイプ。仮死状態の妹を救うための“秘薬”を探してエジプトのミイラを勝手に拝借し、だれも思いつかないような計画を企んでいた。同じ頃、パリの博物館では、恐竜の卵の化石が孵化し、街の人々を襲うという事件が勃発していた。それはアデルが信頼を寄せるジュラ紀の専門家、エスペランデュー教授が行った復活の儀式によって蘇らせてしまったものだった。」

インディージョーンズとの共通点としては、次々にあり得ないことが起こっても危機一髪で助かるという、お約束映画って所ですが、そもそもこの映画は、意外と冒険していません。最初の20分くらいエジプトで殺されかけたり、死にかけたりのごたごたがありますが、その後はほとんどパリでの話。そこはさすが女性が主人公という感じでした。

ザ・ハリウッド映画の雰囲気かと思っていたら、やはりフランス映画はアドベンチャー映画といってもフランスらしさはしっかり残っていました。音楽がアメリみたいなかわいいアコーディオンの曲が使われていたり、言葉もやっぱり英語と違ってフランス語は耳障りがなめらかで新鮮でした。

あとはあまり期待していなかった、衣装とか美術がすごく素敵でびっくりしました!主人公アデル役の人がすごく綺麗なので、そこも楽しみの1つでしたが、そんなに衣装がころころ変わるような映画とも思っていなかったから、意外な所でした。そもそも本当に「冒険」に力を入れた映画だったら、衣装がそんなに沢山登場しないから…って話なので、その衣装替えを楽しめるか楽しめないかで、この映画の感想はだいぶ変わってくる気がします。衣装と美術で「かわいいー!素敵ー!」ってなれた私はこの映画結構好きですが、冒険ストーリーを期待していた人にはきっともの足りないと思います。殺させそうになっても笑って見ていられます。虫がうじゃうじゃ出てくる心配もいりませんでした。

アデルのお風呂シーン(サービスショット)からの、大急ぎで出て行くシーンで、アレだけ急いでいるのに素晴らしくめかしこんだアデル。
一体何秒でそこまで綺麗に髪をセットして、服のコーディネートまでできちゃうんだい?映画につっこむの大好きな私は黙っていられないシーンだったけど、もうかわいいからなんでもいいかーとなっていました。演出も編集も基本的に雑で、1回見ただけでシーンが切り替わっている所で繋がってない箇所を発見できちゃうくらいのお粗末さでしたが、ビジュアル面が私としては素晴らしいから許せてしまいました。もう内容はB級映画と捉えればいいんだと思います。

すこし近い映画として「シャーロック・ホームズ」を思い出して比べてしまうと、あれは美術、衣装に、話も面白くて笑いのセンスも光ってて完成度が高すぎるから、アデルはちょっと途中飽きてくるし、まずまずの完成度でした。でも「ナイトミュージアム」みたいなわいわいする話を楽しめちゃう人は楽しめる映画だと思います。
明らかに続編作ります!って雰囲気で終わるので、次回作があったら映画館で見てもいいかも、と思いました。

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by pop-cult | 2012-01-16 11:56 | 外国の映画
『落下の王国』『ザ・セル』のターセム監督の新作『インモータルズ 神々の戦い』を先日観ました。1人で近所の映画館に自転車を飛ばしながら「ターセム監督の映像美の世界に、新しいギリシャ神話の世界にトリップだー!」と、うきうきしながら向かいました。しかし映画館に着くと、 そこはおっさん3人と私のみ。人気ないなー、想像以上に。なんて思っていたら、なぜか女子高生らしき2人が入ってきて、劇場内6人で不安だらけの映画の旅がスタート…。おっさんと女子高生はこの映画を観て何を感じたのだろうか… 私は… うーん。少々ネタバレもしつつ、辛口にいこうと思いますので、観るのを楽しみしている方は、この先を読まない方がいいと思います…。

ストーリーは、「世界を乗っ取ろうと考える悪者ハイペリオン。彼は昔オリンポスの神々が地底に閉じ込めた邪悪なタイタン族を解き放とうとしている。ハイペリオンに母親を殺されてしまったテセウス。彼はハイペリオンを滅ぼすことができる唯一の存在として神に選ばれる。ハイペリオンを阻止すべく神々とテセウスが立ち上がる」
…って、なんだかありがちな話です。

でも観る前は、ギリシャ神話だから難しくて付いていけないのではないかと心配してしましたが、深読みしたくても出来ないような内容の無さ…。始まってすぐに、閉じ込められているタイタン族のシーンが映ったときには『ザ・セル』の映像と近いものを感じて、「かっこいい…面白くなりそうな予感だ…」なんて思っていましたが、一向に面白くなっていかないことに驚きました。

それでも大好きなジョン・ハートが登場した時には「キャー!出てたんだ!?」とテンションが上がって、しかも全能の神ゼウス(で、合ってるかな)が、人間の世界にいる間だけ老人の姿となってるという、その老人役で妙にはまっていました。(ちなみにジョン・ハートはハリポタで杖造りのオリバンダー役や、インディー・ジョーンズ クリスタルスカルの王国などにも出演しているおじいちゃん俳優です)神だとバレないようにテセウスを見守ってるという、すごくかっこいい役だし、あの独特な声がたまりません。しかし、ゼウスが本当の姿を表すときの、安っぽいCGの演出には「この完成度、いいの!?」という疑問がすでに頭をよぎりました。

町、というか村の面白い美術には興味深々になりながらも、ちょっと先が不安になりながら見ていたら、思っていた以上にどんどん人が殺され、画面は血みどろ。ファンタジー的な要素が満載の美術や人選なのに、やけにグロテスクなシーンが多くて、一体どこに向かっている映画なのか、更に不安が大きくなってきた頃に、ミッキー・ローク演じる超悪党のハイペリオンが、村のホロコースト現場に登場。

その姿を見て、私は一人映画館で吹き出しました。
本来「怖い!!」って、ならなくてはいけないシーンに現れたのは、面白すぎる衣装を着た汚いおじさんでした。ロブスター?みたいなちょっとかわいいかぶり物で現れたそのおっさんこそがハイペリオンって…、どうして「この衣装は怖いっていうより、面白くなっちゃうから、やめた方が良くない?」って誰も言わなかったのか。
慌てて「やばい、ここ笑う所じゃないんだ」と笑いをこらえてみたけど、もう後には引き返せません。監督に、衣装に、製作に、素晴らしいスタッフを集めておきながら、全員が違う方向に向かってしまって全員の才能を殺し合ったような…そんなシーンでした。

そこから先も、とくに寝ないで観れましたが、面白くなることはなく、ちょっとしたラブシーンとかもだいぶ無意味で、なんだか残念な気持ちになりました。途中から頭に浮かんできたのは「笑わせるつもりがなく作ったキル・ビルみたいな映画だな…」でした。
やけに残酷なシーンが多くて、本来素晴らしいはずの美術や衣装や映像も、笑い飛ばせたらまだいいけど、そうじゃないし…、モヤモヤしっぱなしで、後半にはもうどうでもよく思えてきました。

1番最後にまたジョン・ハートが登場して、テセウスの息子と話をして終わるシーンはすごくかっこいいんだけど、本当に素敵だったのはそのシーンくらいでした…。なんだかもったいない。
すごく期待していた石岡瑛子さんの衣装も、あれではちょっと良さが出てなかったです。ポスターはかっこよく感じるから、きっと衣装そのものが悪いわけじゃないけど…ああ、もったいない!

ターセム監督にはぜひ「300 スリーハンドレット」の制作陣とはもう別れていただいて、次回作を頑張ってもらいたいと思いました。
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by pop-cult | 2011-11-28 23:15 | 外国の映画
「ロイヤルテネンバウムズ」「ダージリン急行」のウェス・アンダーソン監督の初のストップモーションアニメ『ファンタスティックMr.FOX』を観ました(3月に映画館で観ていながら、感想をメモして放置していました…)実はいつ公開されるのかとだいぶ前から楽しみにしていた1本です。

「盗みが大好きなお父さんキツネは、恋人(恋キツネ)の妊娠をきっかけに盗みを卒業すると約束し、結婚する。そしてある時、今までの穴蔵暮らしから、憧れだった木の暮らし(一軒家ならぬ、一本木!?)を手に入れる。子供も成長し、幸せな日々を送っているはずだったが、その木は実は訳あり物件で、近くにはキツネを執拗に嫌う3人の人間の工場が建っていたのだ。関わってはいけないと分かっておきながら、盗みの誘惑に負けたお父さんキツネは、危険な3人の工場へ盗みに向かうのだった…。」

原作は「チョコレート工場の秘密」のロアルド・ダール。読んだことはないので、もっとファンタックなお話かと思ったら、ダメな大人のごたごたっぷりがまさにウェス・アンダーソンの世界でした。でも「チョコレート工場の秘密」も「ファンタスティックMr.FOX」も少々、いや、けっこう?のブラックユーモアという点では共通しているので、それがダールさんの味なのかな、と解釈しました。

期待していた映像のかわいさは、もう期待以上!!キツネや他の動物達の“子供向けすぎない、ちょっとリアルなビジュアル”がツボでした。着ている洋服も最高にかわいいし、どの場面、どのシーンを切り取っても必ずかわいいという奇跡…。もうウェスの世界が大好きだ!!と叫びたくなりました。どうしてフィギュアとかないの!?もうアメリカに行かなきゃダメなのかしら…って考えてしまうほど。
アニメになって、すべてを1から作りあげることで、ウェスの隅々までこだわって独特のビジュアルを生み出す才能をさらに開花させたと言っても大袈裟ではないと思います。それに絶対原作にはないはずの、キツネたちが集まってヨガをするシーンなんてものもあって、微笑ましくて大好きでした。

そんなわけで映像的には大満足の映画でしたが、それと比べてしまうと話そのものはまあまあといったところでした。もちろん、ところどころ笑ってしまうし、全体的には好きだったのですが、今までの人間が出てくる実写の映画と比べてしまうとどうしても順位は下…。なんでかなー?と後から考えてみた結果、一番大きな原因は「表情と動き」だと思いました。
今までの実写映画の好きなシーンを振り返ると、必ず俳優たちの微妙な表情とか、独特な動きが面白くて好きだったんだな〜と気がつきました。それがコマ撮りアニメの人形になってしまうと、やっぱり伝わりにくいんです。人形なりに色んな表情を見せてくれるし、ウェス監督の独特な“間”を持たせる演出を所々感じるけど、何となくしっくりこなくて「ん?」と思ってしまった箇所がいくつかありました。
そう思うと、確かにウェス監督の映画の常連俳優って、ビル・マーレイや、ジェイソン・シュワルツマンって、表情で笑わせる演技が特徴だよなー、なんて思ったりして、その良さが隠れてしまうのはもったいないと思ってしまいました。

そんなビル・マーレイはウェス監督とはほんとに仲良し?なのでしょうか、こんな制作現場でお手伝いしている写真を見つけたので載せます。なんだかかわいい写真で気に入ってます。もちろん声優として出演もしているので注目です。ちなみに一番好きだったキャラクター、息子のアッシュの声はジェイソン・シュワルツマン。純粋に上手いです。声が年齢不詳です。
ウェス監督の映画はものによって、はじめはピンとこなくても観れば観るほど良さがにじみ出てくるスルメ方式の場合もあるので、DVDになったら再チャレンジしてみようと思いました。

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by pop-cult | 2011-06-29 22:05 | アニメーション
ハリー・ポッターの映画のセットや、小道具、衣装などがぎっしりと詰まった1冊「ハリーポッター公式ガイドブック 映像の魔術」が熱いです。
映画の中では一瞬しか映らないような美術チームの血と汗の結晶がここに凝縮されているのです!前からそんなアートブックが欲しいと思っていましたが、出演者の写真や、インタビューが中心の本が多かったので、あまり惹かれませんでした。が、これはまさに美術が主役の本なので、嬉しすぎてブログで紹介しちゃいます。

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この本の魅力はすべてのページが可愛いこと!全ページカラー、ちょっとしたタイトルにもこんな虫イラストが!羊皮紙に見えるような印刷がしてあったり、わざと汚れたように見せかけてあったりと、この本そのものがハリポタの世界を表現しているみたい、とても凝っています。

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一番気に入っているページ、ウィーズリー・ウィザード・ウィーズ(ロンの双子のお兄ちゃんが経営している悪戯専門店)の商品がぎっしりのページです!商品のパッケージをじっくり見ることができるカタログが付いています。

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カタログといえばボージン&バークス(闇の品ばかりを扱っている怖いお店)の商品紹介のページもかっこいいです。こういうのも忘れちゃいけません。

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ロンのお家、隠れ穴のページ!やっぱりかわいいです。去年買ったレゴはこれです。

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その隠れ穴の外で行われた、ロンのお兄ちゃんの結婚パーティーのページ。フラーのドレスのデザインがモノトーンで素敵です。衣装のラフスケッチ(?)がどれもかわいいんです…。ルーナとルーナパパの衣装もかわいい!

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ルーナのお家の紹介もあります!ルーナのお父さんが作っている雑誌「クィブラー」のバックナンバーの表紙も載っています。

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こちらはホグワーツのクリスマスダンスパーティのページ。雪や氷できらきら演出された大広間の写真に、映画では登場しない『招待状』付き!もったいなくて無理だけどグリーティングカードとして使いたいです。

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ブラック家のファミリーツリーのタペストリー。このページのレイアウトが好きです。

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魔法省のページ。コンセプトアートの絵も素晴らしい。魔法省の職員の証明書?も付いていて面白いです。

他にもダイアゴン横町マップや、謎のプリンスの魔法薬学の教科書が付いていたり(中には薬剤の瓶の写真シールが付いてる)クィディッチワールドカップのプログラムや、忍びの地図やホグワーツからの手紙などの紙もののオマケも可愛くて紹介しきれません。見応え、読み応えたっぷりです。ファンタジー映画の美術が大好きな人は買った方がいいですよー。
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by pop-cult | 2011-02-16 01:03 | アート・おもちゃ etc.
また買い物してきました。先月は出費が激しかったです…。
絶対買いたいって思っていたのが、この『忍びの地図』のメモ帳!忍びの地図とは、ホグワーツの地図で、そこにいる人全員の位置まで載っている魔法の地図です。映画に出てくる小道具とデザインがほとんど同じだから嬉しい。文字がうねうねしているのがとてもかわいいです。
他にはハニーデュークスというお菓子屋さんの商品の形をしたマグネット4つセット!ハリーのトランスの形をしたキーホルダー。買ってからしばらくして開くことに気がつきました…。
デスイーターと、ドビーのフィギュア。箱に入ってて選べないやつで、デスイーターが出たときには「ハズレた…」って思ったくせに、今はちゃっかりピアスを入れてる黒いケースにくっつけて飾っています。赤い缶は、クッキーが入っていた缶で一昨年買ったものです。魔法省の外来用入り口(電話ボックス)の写真が、いかにもイギリスで気に入ってます。

今回一番テンションが上がった買い物が『ハリー・ポッター 公式ガイドブック 映像の魔術』という本です!ハリー・ポッターって、毎回プログラムが良くないので、こういう美術をしっかりと見せてくれる本が出たのは本当に嬉しくて。1つ1つのセットの、映画では一瞬しか映っていないような小道具や装飾がびっしりで、中には小道具のちょっとした付録(お菓子のパッケージを組み立てられるものや、魔法薬のステッカー、クィディッチワールドカップのパンフレットなど)も付いていて、どれも可愛くてニヤニヤしちゃいました。この本のことはまた後日紹介させてください!
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by pop-cult | 2010-12-23 21:24 | アート・おもちゃ etc.