アクセサリー作家でちょっと映画オタクな大竹真奈実のブログです。ファンタジー、妄想系映画多め。制作しているプラバン+ビーズ刺繍のアクセサリーのことやSCHOLE活動日記も。

by ohtake-j-fox
最近面白かったゾンビ映画、2本まとめて書いちゃいます!

【ゾンビ大陸 アフリカン】

ポップなタイトルに惹かれ、あまり内容を知らないままDVDで観ました。これはびっくりするほど笑いがなくて、普通にめちゃめちゃ怖いホラー映画でした。
その名の通り、アフリカ大陸がいつの間にかゾンビだらけになってしまい、黒人のゾンビがうじゃうじゃ…という、視覚的にも白人ゾンビより迫力がすさまじい映画でした。

それはそれは低予算で撮られた映画なのは一目瞭然なのですが、カメラワークとかかなり気を使っていて面白いです。ゾンビって存在自体が現実離れしすぎてて、それだけであまり怖くない映画が多い中、妙にリアルなんです。オールドスタイルと言われる、動きがスローなゾンビたちでも、ここまで真面目に怖い映画になっちゃうんだなーと、変に関心してしまいました。

どちらかというと、もっとふざけた、怖くないバカバカしいゾンビ映画の方が好きだけど、飽きずに引込まれていく映画なので、完成度が高くて好きでした。ツタヤではまだ新作でしたが、ぜひ!

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【ゾンビランド】

最近と言っても、去年劇場公開されていたので少し経っていますが、これは面白かったので人に薦めまくっていたら、実際に観てくれた人から「面白かったよ!」と(2人から)言われたので、超自信を持っておすすめしたい映画です!

こちらはタイトル通りの完全コメディです。「ソーシャル・ネットワーク」で主役だったジェシー・アイゼンバーグが、ゾンビだらけの世界で生き残るルールを自ら考案し、それを忠実に守ってきた所、本当は弱々しいのに生き残ってしまった微妙な主人公を演じています。「ソーシャル〜」で嫌なやつ!って印象がついてしまった人にはぜひ観てもらいたいです。ちょっと情けないけど、なんか応援したくなるキャラクターでした。

彼が途中で出会う、ゾンビ殺しの達人も最強に面白く、お決まりの美女の登場もまたいい味出してるんです。なんと言っても我らがビル・マーレイ様が本人役で登場するのですが、これにはお腹を抱えて笑ってしまいます。彼の登場はもう、世界のビル・マーレイファンが彼の良さを再確認しちゃうであろう瞬間でした。この映画は登場人物がみんないい!

最後に無人の遊園地でゾンビ達と戦うシーンもたまりません。関係ないけどたまたま、この映画を観た映画館の外に寂れた遊園地があって、観終わったときに映画とリンクしてテンションが上がったこともいい思い出です。

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次はゾンビ大陸アフリカンのDVDに予告が入っていて面白そうだった「ゾンビヘッズ 死にぞこないの青い春」が、いい具合にバカそうなので観てみようかと思いました。
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by pop-cult | 2012-07-12 23:09 | ホラー映画
シャーロック・ホームズ シャドーゲーム観て来ました!前作が面白かったので、迷い無く劇場へ!今回も面白かった…音楽にも美術にもわくわくでした…

前回の裏ボス?本当の黒幕、モリアティー教授がついに登場です。ついにホームズとモリアティの天才同士の直接対決!!あの不二子ちゃんことアイリーンすらもビビっているモリアティですよ…。世間では特に関連性はないと思われている様々な事件について、ホームズはすべてモリアティ教授が関わっていることに気がついてしまう。結婚式を明日に控えたワトソンも結局巻き込んで、独自調査に乗り出すものの、「すぐにこの件から手を引かないと、ワトソンやその周りの人間に危害を加える」と脅されてしまう。そこで引き下がるわけもないホームズ。前作以上の危険な謎解きになっていくのでした…。

モリアティの登場によって、恐ろしい展開が待っているかと思いきや、始まってすぐに前回以上にふざけてるというか、いきなりもうおなじみとでもいうのか、ホームズの仮装から始まって最初から笑いました。もう半分以上コメディって思っていいのかも、この映画は。あの笑いが好きか嫌いかで、この映画の評価も変わりそうだなぁと、前回以上に思いました。怖さも増していたけど、笑いも増していました。
特に私の場合は、ちょっと悔しいけどダウニーJr.の演技がツボに入ってしまうから、終始笑っぱなしでした。

“ホモ映画”なんて一部で言われているホームズとワトソンのやり取りも、相変わらずで面白くて、「やっぱりそうなると思ったよ…」という展開がまた楽しいわけなんです。また今回はケリー・ライリー演じるワトソンのお嫁さんが大活躍で嬉しかったです。キャラクターに個性がどんどん出てきて良いです。欲を言えば、大好きだったアイリーンの出番が少なすぎるし、呆気なさすぎるのがすごく残念でしたが…。

そういえば、今回はモリアティ以外の新キャラも濃かったです。未だにつかめないキャラクターのホームズのお兄さん登場!「ゴスフォードパーク」というイギリス貴族と召し使い達のやり取りが最高におもろいサスペンス映画で、天然すぎる刑事役だったスティーブン・フライという俳優さんがやっています。ほとんどおふざけ担当だったけどよかったなぁ。

あとはスウェーデン版「ドラゴンタトゥーの女」でリスベット役だったノオミ・ラパス!一体リスベットがどんな役で登場するのかと思ったら、ジプシーの女占い師という、はまり役!リスベット役で3本も観てるとそのイメージがすごく強くなってしまってたけど、シャーロックを観たら「こっちの役の方が合ってるよ」って思いました。でもリスベット役も好きだったから、リスベットと同じ表情をしているのを見つけては1人ニヤリとしていました。「あの役をあーやって演じてた人が、今回はこんな役なのね〜」って考えるのも楽しみの1つです。

前回以上にアクションシーンが多いし、話の展開は速いはやい…ついて行くのがほんと大変だった…けど、エンターテイメントな映画だからちょっとくらいわからない箇所があっても、とにかく楽しいです。原作を読んでる人からすると、もう別物らしいから、そこに引いちゃう人もいるみたいだけど、私みたいに原作も知らず元々のイメージってものがなければ、「バカな映画だなぁ〜でも結構ちゃんとしてるなぁ、全体的に!」くらいの気持ちで楽しめると思います。DVDになったらもう一回見ようと思います。でも好きだからそろそろDVD購入した方がいいかも… とてーもおすすめです。
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by pop-cult | 2012-04-10 00:22 | 外国の映画
とにかく主人公のかわいさが同じ世界の人間とは思えません。1969年のちょっと不思議でおしゃれでエロい、変わった映画『CANDY』を観ました。

純粋無垢で美しい主人公キャンディ。彼女の少女らしいあどけなさと色気が混ざった独特な魅力に、出会う男はみんな彼女に対してエロい願望を抱いてしまう。行く先々でいろんな男達に迫られてしまうキャンディ。通う高校の教授…、家の庭師…、パイロット…、医者…。そんな娘を助けるどころか「またか」と笑う母親、「娘だから自制しなくては…」と頭を悩ます父親、「いつか俺もキャンディと…」と企む父の弟…。キャンディを取り巻く普通じゃない人々。不思議なエロいの世界に迷い込んだようなオシャレで笑えるファンタジー映画、といったところです。

前に見たときはそんなに好印象ではなかったのですが、久々に見返したら面白かったです。時間が経つとまた違った視点で見ることができて、印象が変わるときがあるのは映画の楽しみの1つです!

本当にバカバカしい映画です。どのシーンのセットも音楽も衣装も、チープだけどオシャレでかわいいのですが、登場人物がここまでみんなおかしくて笑える映画だったとは…。初めて見たときは映画の独特な世界観にただ付いていくだけで、細かい笑いには気づけていなかったのですが、今回はしょっちゅう吹き出していました。キャンディ以外、みんなキモい!

高校で大人気の教授なんて、生徒達がみんな講義中に「キャー!!」と大歓声をあげるのですが、とても気持ち悪いおじさんで、アホらしい詩を朗読しながら常に風があたっていました(TMレボリューション的なアレ)
キャンディに一目惚れし、訳の分からないくどき文句を使って車の中にキャンディを誘い込んで襲いかかります。(このシーンの映像の撮り方はとても斬新!)
でもそのあとなぜか気が狂ってしまい、心やさしいキャンディの自宅に運び込まれて、看病されるのですが、途中でなぜかキャンディに似ている人形を見つけて襲いかかります。これはなかなかの問題シーンですが、おかしなテンションでやりきっているので、『空気人形』の板尾さんよりは清々しく笑えました。人形にのっかっている所をキャンディの家族に見られて気が動転した教授が「おくつろぎ下さい!」と叫ぶシーンは爆笑でした。あなたの家ではないし。

そして「ぼくはいい子?」が口癖のリンゴ・スターも出ています。世界のビートルズがこんなキモい役をやっていていいのでしょうか。似合ってますが…。
やぶ医者がキャンディのお父さんを手術するシーンも笑えます。患者を殺しかけて助手に逆切れしたりします。ちょっとキューブリックの映画に出てきそうな怖い医者でした。医者も看護婦も患者も全員病気のここのシーンはなかなかホラーでした。この病院のシーンと、背中に大きなコブがある泥棒が出てくるシーンは何となく『時計じかけのオレンジ』と似た雰囲気を感じました。怖いけど笑えるけど怖い…。

最後にキャンディを抱いていたのがまさかの人物で、これが一応この映画のオチなのだろうと思うのですが、これもまた結構キモいです。最初は話の流れが一応あるのですが、終わりが近づくにつれてどんどんおかしな流れになってきて、ちょっと精神世界みたいなシーンになって、最後はキャンディの願望なのか何なのか、現実ではないような終わり方で色んな解釈ができて、だいぶキモいんですが好きでした。

あとは本当に主人公のかわいさにはうっとりします…。彼女のかわいさがこの映画の魅力の半分以上を占めています。淡い色で、ふわっとしていて透けるような素材の、腰がきゅっとしていて丈がすごく短いワンピース姿なんて最高です。見ていると「女の子っていいよね…」としみじみ思っちゃうくらい素敵なんです。でもどれも現実の世界で着ている人がいたとしたら露出狂です。

前に映画好きの友達Tちゃんと「エロに関してはもっとやりきってほしかったよね」という話をしてたこともあって、確かに思ったよりエロくはないので中途半端に感じる映画かもしれないですが、「オシャレだけどバカバカしい映画」という視点で観ていくとなかなか斬新で内容も楽しめると思います。
原作はどうやらベストセラーらしいのですが、全然想像がつかないので読んでみようかと思いました。
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by pop-cult | 2011-12-05 22:59 | 外国の映画
自分の中で、ラブストーリーブームが来たので、またしてもちょっと古い「ハイ・フィデリティ」というジョン・キューザック主演の映画を観てみました。

「音楽オタクで、地味にレコード店を経営しながら暮らしているロブ(ジョン・キューザック)は、同棲中の彼女が理由も告げずに出て行ってしまい、落ち込む日々を過ごしている。半分やけになったロブは、これまでつきあっては振られてきた人生を振り返って “ 悲しかった別れ・ベスト5 ” を考えているうちに、どんどん「どうして自分は振られるのか」という疑問ばかりが大きくなっていく。そこで過去の恋人達に次々に電話をかけ、何で自分を振ったのかを直接聞くことにするのだが…。」

ロブは振られると毎回彼女達に「お前なんかすぐに忘れてやるぞ!」的な悪態をついて、でもいつまでもぐだぐだしているので、最初は「しっかりしろよ…」という半分あきれた気持ちで観ていましたが、それもだんだんリアルで人間味がある話に思えてきました。ロブはちょっと被害妄想っけがあるし、つきあっている間は彼女のことをあまり大切にしないのに、振られると「逃がした魚は大きい」状態で、本当に男ってこんな人ばっかなのか…!?と女の私としては頭を抱えたくなるかんじでしたが、ロブはだんだんそんな自分のダメっぷりに気づいて、大切なものをちゃんと見失っていなかったところが好感を持てました。

ロブが大学生の時に出会った彼女(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)は、まさに理想の女性で、一緒にいてもいつも不安になってしまうような、いつも背伸びをして自分の平凡さを隠しながらじゃないとつきあっていけないような相手で、今でも思い出すと胸が熱くなっちゃうような存在なんです。それで電話をかけて久しぶりに会うことになるのですが、昔と変わらない独特な話し方で、ハッとしちゃうような美人なんだけど、じわじわと彼女が本当は自分にとって魅力的な女性ではなかったことに気がつくんです。
コメディ映画なんだけど、そんな妙に現実的なシーンがあるから、感情移入できて面白かったです。過去の思い出にすがるのって男特有のくだらなさというのか、微笑ましさでもあるんだけど、ロブが自分でそこに気づいた所が好きでした。キャサリン・ゼタ=ジョーンズがまた綺麗で自信に満ちあふれていて…この人選も最高でした。

出て行ってしまった彼女のことも、最初のうちは相変わらず「くるもの拒んで去るもの追う」諸星あたる(※うる星やつら)状態なんだけど、だんだんと自分の心の奥底の気持ちに気づいて、「彼女の好きなところ・ベスト5」「彼女のイラつくところ・ベスト5」を挙げだし、「イラつくところも今なら許せるんだが…」と独り言をぶつぶつ言うシーンは本当にかわいかったです。愛情たっぷりの映画でした。ロブの音楽愛(つまりオタクなんだけど)も共感できるので、オタク気質の人がこの映画を観たら所々に名言を見つけられるかもしれません。私も何カ所か「分かる!」となりました。

他にはロブが経営するレコード店で働いている、ロブと同じく音楽オタクの2人のキャラクターが最高でした。その1人はあの汚面白いジャック・ブラック。お腹のでっぱりに、あの偉そうな口調。何本か彼の出演作を観てるけど、全部一緒の演技です。でもたまに爆笑しちゃうから悔しいです。
もう1人は知らない俳優さんだったけど、すごく大人しくて優しい男の人で、オタク特有の「好きなものの話の時だけ饒舌になる」感じがかわいらしくて共感出来ました。

10年以上前の映画だからなのか、カセットという単語がやけに登場するし、出演者がみんな若いな〜という印象ですが、映画自体のテーマは普遍的なのでおすすめです。軽い気持ちで観られる映画を探しているときはぜひ…。
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by pop-cult | 2011-11-04 23:40 | 外国の映画
「ラブ・アクチュアリー」は、前から好きで何度も観ている映画の中の1つですが、先日また久々に見返したら本当にいい映画だなーと再確認しました。
ちょっとまだ早いですが、クリスマスシーズンにぴったりでもあるし、観てない人にはぜひ観てもらいたくてパソコンに向かってます。


イギリスを舞台に、様々な人たちの、それぞれの形の「愛」がテーマになっているオムニバス的な映画です。倦怠期の夫婦や、モテない冴えない元気な独身男性、同じ学校のマドンナに恋する小学生、再起をかけるおっさんロッカー、同僚に何年も片思いのアラサー女性、なぜかAVのスタンドインの仕事をしている男女などなど、いろんな人たちが登場します。「愛」と言っても恋愛だけじゃなくて、人と人の絆をテーマにしているので、震災が起きた後の今になって見返したことで、深く心に響いてきました。

始まってすぐに、ある人に片思い中の1人の男性が、友人の結婚式に歌のサプライズを用意しているというシーンがあって、そこでビートルズの「愛こそはすべて」が流れるのですが、早速涙目になってしまいます。わかりやすく幸せなシーンがあって、でもその幸せそうな結婚式の裏には悲しんでいる人もいるというドラマが徐々に分かってきます。
式の二次会で独身の男女が、浮かない顔をしながら「このDJ、最低よね」なんて言いながらBGMの文句を言い合っていたり、ちょっとしたシーンにイギリス特有(?)のブラックユーモアが散りばめてあるのがまた面白いんです。

ラブコメに欠かせないヒュー・グラントがイギリスの首相という役なのですが、ものすごく普通の人なんです。「偉い人も本当はこんなに普通の感覚をもった温かくてユーモアのある人間だったらいいよな〜」と思ってしまうような夢のある設定です。やっぱりヒュー・グラントのラブコメは裏切らないです。
他にはコリン・ファースが外国人の女性を好きになって必死に言葉を覚える話も、彼の地味な魅力が光っています。
リーアム・ニーソンが、亡くなった奥さんの子供(血がつながっていない)を育てる話もとってもかわいいんです。息子(まだ小学校低学年なのに立派に片思い中)が恋愛相談をしてくることで、二人の距離が徐々に縮まっていくシーンは胸が熱くなります。
アラン・リックマンとエマ・トンプソン夫婦のやり取りは、悲しい話で考えさせられたけど、何度も観ているうちに好きになってきた話です。夫婦は色んなものを乗り越えながら継続していくものなのだな〜と思って、話に深みも感じられるようになったり…。でもふとした時に「この二人、ハリー・ポッターでお互い先生として共演してるんだよな…」とスネイプ&トレローニーの姿を思い出して笑いそうになる時もあったり…。

すごく沢山の人が登場するのですが、みんなそれぞれいい味が出ていて、いつもどの話が一番好きか選びたいけど選べないんです。それに外国のクリスマスって飾り付けがモリモリで視覚的にも楽しいです。子供達のクリスマスの聖劇(なぜかタコとか人間以外のものがやけに登場する)の衣装もかわいくて、特に美術に力を入れている映画ではないけれど何となく好きです。


でもとにかくこの映画の一番いい所は、人を好きになるっていうのは楽しいばかりじゃないし、辛い思いをしたり、格好悪い自分になっちゃったり… そーゆー部分にスポットを当てている所だと思います。
この映画をもしキライって人がいたらちょっとひねくれ者なのかも…って思うくらい色んな人が共感出来る映画だと思います。すべてが満足いってる人生なんてありえないし、生きてると色々不満は尽きないけど、大切と思える存在の人が1人でもいたら、それだけで生きていく価値はあるし、愛って素晴らしい!!!なんて、思わせてくれます。

そしてここまでベタ誉めしておきながら、一カ所だけ疑問点があります。「俺、アメリカでいい女捕まえてくるぜー!」とイギリスを飛び出したイケてない男子が、自分の言った通りに美女からモテモテになっちゃうシーン。エンターテイメントな映画だとは思うけど、観ながらついつい「もしかしてこの美女たちは本当は殺人鬼とか、その手のオチが待ってるのかな…?」とあまりにサクセスストーリーすぎてタランティーノ映画みたいな想像しちゃいました。ここ、共感してくれる人、きっと多いはず…

「フォー・ウェディング」「ノッティングヒルの恋人」「ブリジット・ジョーンズの日記」の監督作品なので間違いないです。休日にココアとか飲みながらゆったり観てみて欲しい1本でした。
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by pop-cult | 2011-10-27 00:04 | 外国の映画
アダム・サンドラーを初めて意識したのは、人から薦められて観てみた「ビッグ・ダディ」で、これが想像以上に面白くて、それ以来気になる存在となりました。「ベッドタイムストーリー」はコメディファンタジーで本当に子供向けなんだろうと、公開当時はあまり興味がありませんでした。でもアダム・サンドラーが主演なら面白いかもしれないと、最近になってDVDで観てみたらこれが最高に面白くて、その日のうちに2回観てしまうほどお気に入りになりました。

『シングルマザーの姉から子供2人を預かり、5日間面倒を見ることになったスキーター(アダム・サンドラー)。寝る前に「お話をして」と子供達にせがまれて絵本を読もうとしたけれど、弟と正反対のまじめで面白みに欠ける姉の家には、子供が面白がるような絵本は1冊もない。そこでスキーターは自分を主人公にしたお話を思いつきで話して聞かせることに。子供達はそのお話に夢中になって、自分たちも一緒になってお話を作り始める。そうして楽しい夜を過ごした次の日、そのお話がすべて現実となったのだ。』

オープニングのポップアップ絵本のアニメーションで始まって、最初からそのかわいさに持っていかれました。スキーターの父親役のジョナサン・プライスが登場して、始まって3分以内にテンションが上がりまくりでした。
そしてアダム・サンドラーはまたしても「子供がそのまま大人になったような独身男性」というはまり役。対照的なお姉さんは小学校の校長先生をしていて、子供のしつけもちょっと厳しくて、見るからにまずそうな草のケーキなんてものを作っていて「オーガニックライフ推進派」をやり過ぎてる女性に対する批判もこもっていて、視点が面白くて笑いました。その同僚の女性も車はプリウスで、その人をみて「プリウスオーラが出てるね、君」と、彼女のことをバカにしちゃうスキーター、センスあり過ぎです。
他にもスキーターが働くホテルの従業員も変人ばかり。仲良しのウェイターは、スキーターにフライドポテトを顔に投げられておでこにケチャップべっちゃりでも全然平気で、社長にもタメ口の強者です。ばい菌恐怖症で人に触れられない社長(ハリポタのバーノンおじさん役の人)もいい味でてるし、ごますり男でスキーターのライバル(ガイ・ピアーズ!?)も気持ち悪さのレベルが高くて気に入りました。ちょっと「メメント」の頃のかっこよさを思い出すと切ないくらい気持ち悪かったです…ガイ・ピアーズ。
アダム・サンドラーの面白さには期待していましたが、脇役もみんな面白いから驚いてしまいました。

とにかく笑いっぱなしの映画ですが、それでいてほのぼのしていてロマンチックでもあるんです。
現実離れした大人が何人も登場するわりに、子供達2人はとても子供らしい子供で、セリフがいちいちかわいかったです。普段オーガニック食品ばかり食べている子供達に、スキーターがハンバーガーを買ってあげて「おいしい?」と聞くと、満面の笑みで「人生変わりそう」って答えるシーンは一番のお気に入りです。はちゃめちゃな設定の中で、子供のリアルなセリフやリアクションが癒し効果になっていました。

ポップアップの絵本アニメに始まって、所々かわいい美術も登場するし、映像も良かったです。チューインガムの雨が降ってくるシーンも綺麗でした。
それにスキーターが自分が働くホテルの屋上に勝手にべッドを持ち込んで、そこでマシュマロ焼きをしながらお話をするシーンなんて、素敵すぎて「こんなとこ行ってみたいー!!」と心の中で叫びました。
ストーリーも、子供向けのわりにしっかりしていて良い話です。ちょっとしたラブもあります。少し涙を誘うシーンもあるけど、基本はコメディだから狙ってない感じが良かったです。

子供向けの映画だと思っていたけど、子供が好きな大人にお勧めの映画です。久々に私の中で大ヒットで、これは繰り返し観たいからDVD買っちゃおうと思います。
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by pop-cult | 2011-09-28 22:23 | ファンタジー映画
人から面白いゾンビ映画を聞き出して、夏の間に少しずつ観ていました。やっぱり昔のゾンビ映画は、狙っているのか単に技術がないのか、チープ感があって面白いです。とくに面白かった古めのゾンビ映画3本の紹介です。

☆「死霊のはらわた」原題:The Evil Dead 1981年 監督:サム・ライミ

タイトル的にものすごく怖いのを想像していたら、意外にもおもしろゾンビ映画と言っちゃってもいいくらいのチープ感で笑いました。若者達が安いコテージに泊まりにきたら、なんか様子がおかしくて…というような王道(この映画に影響されている映画が多くて、それで王道になったのか?)な始まり方です。いきなりきたーー!というようななかなか気持ちのいい展開だし、ゾンビの特殊メイクがすごいことになっちゃっていて、なかなかグロい。視覚的に怖がらせようといているのが派手に出ていて、飛び散る血とか、臓器がカラフル。面白すぎます。お化け屋敷みたいに、そろそろくるぞ的な怖さがあって、中身はないです。なんだかよくわからないまま不幸なことになっていました。特殊メイクの頑張りも虚しく、意外とメイクが薄いゾンビの方がゾクっときました。
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☆「ナイト・オブ・リビング・デッド/死霊創世記」原題:Night of the Living Dead 1990年 監督:トム・サヴィーニ

友達におすすめゾンビ映画を聞いてまわっていたところ、友達の上司にゾンビ好きのおじさまがいるとのことで色々教えていただきました。その中の1本がジョージ・A・ロメロの『ナイト・オブ・リビング・デッド』そのおじさま曰く、ロメロ無しではゾンビは語れないとのこと。私がゾンビ映画を好きになったきっかけもロメロの『ゾンビ』で、こんな面白いのかー!!とびっくりしたので、やっぱり「ナイト〜」も面白かった!…しかし、私が観たのはカラーで、1990年にトム・サヴィーニ監督によるリメイクものでした。観終わってから監督が違うことを知りました。ゾンビ映画の世界はリメイクとか、再編集とか、色々あるし、名前も似てるからごっちゃごちゃです…。
調べたら、内容はオリジナルとほとんど同じで、主人公が強い女性というのがリメイクの特徴らしいです。私としてはその女性がすごく良かったです。ヒッチコックの「鳥」と似ていて、ホラーというか、サスペンスとも言える内容です。ラストも色々考えさせられるかなり面白い1本でした。
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☆「バタリアン」原題:Return of the Living Dead 1985年 監督:ダン・オバノン

“オバタリアン”という流行語を生み出した映画。『ナイト・オブ・リビング・デッド』の続編ということになっている、パロディー映画です。「あの時のゾンビをまだ下で保管してるんだよね」ってな具合に始まります。「嘘だ〜」「いやいや本当だから」「信じられない」「信じないなら見せるよ」という、本当にバカな話です。最初から笑わせることを前提に作っているためなのか、俳優の演技も大袈裟でおかしなことになっています。当時のファッションも「何があったんだ」と言いたくなるほど変で、そんな若者の奇抜ファッションとゾンビが良いハーモニーを奏でています。音楽とか、普通にちょっとかっこいいし、体が半分の犬の剥製が動き出すシーンとか、オシャレです。色んな意味で爆笑の1本で、大好きです。
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調べると本当に色んなゾンビ映画があって、まだまだゾンビ好きというには観ていない映画が多すぎました。タランティーノとかもっと90年代以降の最近のものも観たいし、これから涼しくなってきて季節的には不向きですが、また観ていきたいと思います。引き続き面白ゾンビ映画をご存知の方は募集中ですので宜しくお願いします。
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by pop-cult | 2011-09-24 14:48 | ホラー映画
「ハウエルズ家のちょっとおかしなお葬式」という面白そうなタイトルの期待を裏切らない映画でした。2007年のイギリス映画です。

葬儀の当日、間違った死体が家に届いた所から始まるこの映画は、その後もあらゆるトラブルが続いて、なかなかまともなお葬式になりません。
悲しみに沈み込んだ母親、見覚えのない小さな男、アパートの敷金のことで頭がいっぱいの妻、車いすにのって人を杖で突つくおじいさん、厚意で参加しているのに「親族だっけ?」と冷たくあしらわれる友人、ただ昔の女に会いたいだけで参加している友人の友人、気がつくと全裸で飛び降りようとしている男…
そんな個性的な人々が集まった濃厚な1日のお話です。

「こんなお葬式あるわけない」って話なのですが、1つ1つの出来事は「あるかもな〜」と思える妙なリアリティーもあるから面白いんです。登場人物も「いそう〜」っていう人ばかりで、普通なはずの人たちが、普通じゃない出来事に遭遇してしまった時の本物のリアクションという感じがして、共感もできました。ちょっとブラックな小ネタ満載で、いちいち面白いです。俳優の表情だけで笑ってしまう箇所も多かったです。主人公が終始困り顔なところからして笑えます。

舞台はイギリスの田舎のお屋敷なので、建物そのものもかっこよかったです。多分室内の撮影はセットだけど、外国の人にとっては普通のインテリアでも、やっぱり洗練されている印象で素敵した。それに、日本のようにガチッと決まった喪服ではなく、黒を基調にみんな結構自由な服装で面白かったです。

あとは、なんと言っても特典映像が最高でした。俳優たちが、笑いの発作で演技を中断してしまうシーンばかりを集めたNGシーン集です。これがほんとに面白くて、中には監督らしき人が「はい、こらえて!みんな大人だからできるでしょ!はい、アクション!」と言うかけ声まで入っていて、見ながらこっちも爆笑でした。

ちょっとだけブラックだけど、最後は暖かい気持ちになれるおバカ映画です。いい大人が大騒ぎしています。おすすめです!
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by pop-cult | 2010-07-21 23:09 | 外国の映画
「この手の映画、好きな人は好きだよねー」ってそれは私のことです。なかなかのヒットでした。

「放射能の影響で、突然死者という死者が蘇り、人間を襲いはじめ、ゾンビ戦争が勃発。そこでゾンビをなんとかしなくてはと、ゾムコンという会社が『ゾンビの首に付ければ人間を食べたい気持ちを抑えられる』という首輪を開発する。そのおかげで、ゾンビ戦争は終末を迎えた。今や人間のペットとしてゾンビは欠かせないものとなりつつあった。この映画の主人公ティミーは、始めは生きているのか死んでいるのか謎のゾンビに疑問を持っていたが、お母さんが買ってきてくれたゾンビを家族の一員と考え改め「ファイド」と名付ける。ティミーとファイドはやがて親友に。しかし、ファイドは、首輪が壊れて隣に住むお婆さんを食べてしまう…。」

この映画の原題でもある「ファイド」という名前は、アメリカではよく犬などに付ける名前だそうです。全体の流れは、ティミーのペットがゾンビではなく、犬だったとしても普通にありそうな子供向け映画です。表情豊かなファイドも愛らしいです。
美術も一見「ステュアート・リトル」かと間違えそうなほどかわいらしい雰囲気。洗練された美術ではないけど、昔のアメリカ風で、カラフルでポップなインテリアや衣装が楽しめます。そこになぜかいきなり日本テイストまで盛り込まれている部屋もあったりして「美術、やり過ぎじゃ…?」ってつっこみたくなるけど、最初からつっこまれる前提の確信犯なので良しとします。

でもやっぱり基本はゾンビ映画なので、昔のゾンビ映画へのオマージュなのか、ゾンビ映画のお決まりなのか、鉄格子越しにたくさんのゾンビが襲いかかってこようとするシーンが出てきたり、グロいシーンもなかなかあります。やっぱり子供には向いてないです。ファイドがおばあさんを食べちゃっても「あーあ」みたいなやや軽いノリ。ゾンビ殺しをボーイスカウトのように習っている小学生がいたり、死んでしまったお父さんをゾンビとして飼いはじめて「前よりやさしいの、パパ」って言いながら首に縄をつけてお父さんを引っ張っていたり… ブラックジョーク満載。好きです、そんな下品な私ですみません。
そういえば、ティミーのお母さんが、マトリックスのトリニティー役の人だから、綺麗すぎて笑えます。

あるフリーペーパーで、フィギュアイラストレーターのデハラユキノリさんの連載を読んだら、すごく面白かったです。
彼は、小さいときに観たゾンビ映画にかなりの衝撃を受けたらしく「ゾンビ映画はかっこいいもので、キョンシーのものまねをしている同級生のことは下に見ていた。その頃から内蔵が飛び出した絵ばっかり描いていたから、女の子に怖がられた」って書かれていました。そんな男の子、怖がられて当然だけど、ゾンビ映画がかっこいいって気持ちは分かります。だって、なんかロックだけど、ポップなんです。ポスターとかやけにかっこいいし(ゾンビーノのポスターも最高)
思わぬところで、思わぬ人に共感できて嬉しかったです。デハラさんのグロくて笑える作風が、ゾンビの影響だったとは…。

ゾンビーノはかっこいいよりかわいい寄りですが、パンチの効いた子供大人(?)向け映画です、ぜひ!!
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by pop-cult | 2009-05-31 11:11 | ホラー映画
フランス人のパトリス・ルコント監督の「ぼくの大切なともだち」観ました。
これは、骨董商の中年男が、友達が一人もいないことを指摘され、ムキになって「親友を紹介してやる」と断言し、本気で友達作りを始めるというコメディ映画です。
なんともざっくりした脚本、演出に「監督って、フランスの巨匠じゃないんだっけ?」とちょっと疑問でしたが、『中年男の友達作り』という、それだけで笑えました。もともと、この主役のおじさん(ダニエル・オートゥイユ)の冴えない雰囲気が好きだし、コメディだからウソっぽくても笑えたから良しです。

ちなみにこの映画、ウェス・アンダーソンがリメイクするらしいです!ミクシィでも書かれていたけど、これはウェスの方が面白く出来そうって私も思いました。出来そうっていうより出来る、絶対。
まだ出演者は決まってないようだけど、ウェス・アンダーソン映画の常連のビル・マーレイと、オーウェン・ウィルソンがちょうどいいのでは?という記事を見つけました。友達がいない中年男にビル・マーレイ。彼に友達の作り方を教える心の優しいタクシー運転手にオーウェン・ウィルソン。それ最高です。でも、この組み合わせは「ライフ・アクアティック」でも親子という設定で見ているので、どうせなら違う人たちを当てはめてみました。

中年男には…
ジョン・マルコヴィッチ。大好きなんでウェス映画にマルコヴィッチは観てみたい!また「マルコヴィッチの穴」が観たくなってきました。
トミーリー・ジョーンズ。彼も大好きだけど、ちょっと中年より上か。
ロビン・ウィリアムス。好きだからついつい登場させちゃったけど、そもそも友達作りに苦労がなさそうです。
やっぱりビル・マーレイしかいないかもです。

タクシー運転手には…
オーウェンの弟、ルーク・ウィルソン。タクシーの運転手はしてないかー。だったらオーウェンのが合いそうです。
ユアン・マクレガー。一気にメジャー感が出てしまう気もするけど、優しい役柄が似合いそうなのでアリかなと。
ジェームス・マガヴォイ。好きだけど、ちょっと影がありすぎるような。
ジェイク・ギレンホール。私としては一番観たいのは彼です!写真は「ドニー・ダーコ」の時だからすごく若いし尖って見えるけど、最近みた「ゾディアック」の時は、いい具合にボーッとしていてあか抜けなくて良かったです。

朝から妄想が止まりません。おつきあいいただきありがとうございました。引き続き、この手の妄想につきあっていただける方は連絡くださいー。
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by pop-cult | 2009-04-22 10:29 | 外国の映画