アクセサリー作家でちょっと映画オタクな大竹真奈実のブログです。ファンタジー、妄想系映画多め。制作しているプラバン+ビーズ刺繍のアクセサリーのことやSCHOLE活動日記も。

by ohtake-j-fox
だいぶ久々の更新になってしまいましたが、読んでくれている人がいたらありがとうございます!あまり映画館には行けてないけど、観た映画のことを今年もちょこちょこ更新していこうと思いますので、宜しくお願いいたします。

まずはやっと観れた『アデル』!女性版インディージョーンズを、「レオン」「フィフスエレメント」のリュック・ベッソン監督が撮った!ということで、公開当時から気になっていたけど、気づいたら旧作レンタル100円で借りれてしまいました。月日が経つのがどんどん早くなっていく…それはさておき。

「美人ジャーナリストのアデルは、行動力抜群で勇猛果敢な突進型タイプ。仮死状態の妹を救うための“秘薬”を探してエジプトのミイラを勝手に拝借し、だれも思いつかないような計画を企んでいた。同じ頃、パリの博物館では、恐竜の卵の化石が孵化し、街の人々を襲うという事件が勃発していた。それはアデルが信頼を寄せるジュラ紀の専門家、エスペランデュー教授が行った復活の儀式によって蘇らせてしまったものだった。」

インディージョーンズとの共通点としては、次々にあり得ないことが起こっても危機一髪で助かるという、お約束映画って所ですが、そもそもこの映画は、意外と冒険していません。最初の20分くらいエジプトで殺されかけたり、死にかけたりのごたごたがありますが、その後はほとんどパリでの話。そこはさすが女性が主人公という感じでした。

ザ・ハリウッド映画の雰囲気かと思っていたら、やはりフランス映画はアドベンチャー映画といってもフランスらしさはしっかり残っていました。音楽がアメリみたいなかわいいアコーディオンの曲が使われていたり、言葉もやっぱり英語と違ってフランス語は耳障りがなめらかで新鮮でした。

あとはあまり期待していなかった、衣装とか美術がすごく素敵でびっくりしました!主人公アデル役の人がすごく綺麗なので、そこも楽しみの1つでしたが、そんなに衣装がころころ変わるような映画とも思っていなかったから、意外な所でした。そもそも本当に「冒険」に力を入れた映画だったら、衣装がそんなに沢山登場しないから…って話なので、その衣装替えを楽しめるか楽しめないかで、この映画の感想はだいぶ変わってくる気がします。衣装と美術で「かわいいー!素敵ー!」ってなれた私はこの映画結構好きですが、冒険ストーリーを期待していた人にはきっともの足りないと思います。殺させそうになっても笑って見ていられます。虫がうじゃうじゃ出てくる心配もいりませんでした。

アデルのお風呂シーン(サービスショット)からの、大急ぎで出て行くシーンで、アレだけ急いでいるのに素晴らしくめかしこんだアデル。
一体何秒でそこまで綺麗に髪をセットして、服のコーディネートまでできちゃうんだい?映画につっこむの大好きな私は黙っていられないシーンだったけど、もうかわいいからなんでもいいかーとなっていました。演出も編集も基本的に雑で、1回見ただけでシーンが切り替わっている所で繋がってない箇所を発見できちゃうくらいのお粗末さでしたが、ビジュアル面が私としては素晴らしいから許せてしまいました。もう内容はB級映画と捉えればいいんだと思います。

すこし近い映画として「シャーロック・ホームズ」を思い出して比べてしまうと、あれは美術、衣装に、話も面白くて笑いのセンスも光ってて完成度が高すぎるから、アデルはちょっと途中飽きてくるし、まずまずの完成度でした。でも「ナイトミュージアム」みたいなわいわいする話を楽しめちゃう人は楽しめる映画だと思います。
明らかに続編作ります!って雰囲気で終わるので、次回作があったら映画館で見てもいいかも、と思いました。

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by pop-cult | 2012-01-16 11:56 | 外国の映画
「ブライト・スター いちばん美しい恋の詩」という映画を観ました。チラシの写真がとても綺麗で、内容も知らずに何となく観たら、やけに気に入ってしまって自分でも驚いています。

『イギリスでは知らない人はいないという19世紀初頭の詩人ジョン・キーツ。当時の彼は、仲間からの評価は良くてもなかなか収入は得られずに、細々と詩を書き続けていた。そんな中、裕福で洋服を作ることにしか興味がない強気な女性ファニーと恋に落ちる。』

この映画にはとにかくキーツの「詩」が頻繁に登場します。もちろん恋する女性への気持ちを表した詩です。私は今まで「詩」に興味もなければ、キーツのことも知らなかったし、ロマンティックすぎるものには苦手意識があったのですが、キーツの言葉は純粋に美しくて感動しました。
だんだんと心惹かれていく二人は、とても自然でほのぼのしていて、あたたかい気持ちになりました。恋をしているとき特有の「周りが見えない」感や「好きすぎて苦しい」感も登場するのですが、それよりも二人がお互いにまじめに想い合うところがとくに印象的だったので、なんだか浄化された気がしました。

キーツの美しい言葉に負けていないのが、植物や光が美しい映像、出演者の表情(かわいい子供もいる)、ファニーが作る衣装も魅力的でした。ちなみにアカデミー賞で衣装デザイン賞にノミネートされているらしいです。時代物の衣装ってどれも一緒に見えるけど、この映画ではファニーの手作り感と彼女らしい元気な色使いも面白かったです。キーツの弟が亡くなったときにファニーが徹夜した刺繍も素敵でした。

キーツ役のベン・ウィショーは「パフューム ある人殺しの物語」での主役がとにかく怖かった彼です。その時の印象が強すぎて、はじめは犯罪者にしか見えなかったのですが、物語が進むにつれ、どんどん彼の不思議な空気に惹かれていきました。役者ってやっぱり凄いです。最後には彼がキーツ以外の何者にも見えなくなっていました。情熱に溢れていながらどこか破滅的なキーツ役がやけに似合っていました。前に観て鈍い痛みが残った「パフューム」をもう一度挑戦しようと思いました。

少し前に「ジェイン・オースティン 秘められた恋」という映画も観ました。イギリスの時代物だし、実在の人物の話しだし、格差が恋愛の障害になっているし、ジェームズ・マカヴォイが素敵だったし、なにかと「ブライト・スター」と共通点が多い映画でした。どちらかというと「ジェイン・オースティン」の方が起承転結がちゃんとあって、ちょっとだけ少女漫画的な箇所を気にしなければ、飽きずに観られる映画でした。
でも「ブライト・スター」の方が好きと思ったのは、とにかくシンプルで純度の高い映画だからだと思いました。お客さんにあまり媚びていないけれど、最低限の配慮と、美しさに対するこだわりが感じられて、たまにはこういうストレートな映画っていいなと思いました。わりと眠い系です。それに暗いです。でも好きでした。

ちなみに一緒に観た母は「やっぱり若い人は入り込み方が違うわね…」と眠そうに言っていましたが、彼女にとっても比較的好印象の映画だったようです。これからキーツの詩集を読んでみようと思いました。
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by pop-cult | 2010-06-16 23:51 | 外国の映画
音楽雑誌MUSICAの編集長、鹿野さん主催のフェス「ROCKS TOKYO」(2日目の5/30)に行ってきました。一緒にアシッドマンのライブによく行くYちゃんと、1人参戦予定だったというMさん(同僚Uさんの旦那さま)というレアな組み合わせで、新木場の若州公園に向かいました。この3人で、一部激しく、基本はゆるく楽しんで来ました。

○世界の終わり→UさんとMさんが注目のバンド。初めて見たけど、DJがドナルド(マックのピエロ)っていうのか、スティーブン・キングの「イット」みたいでかなりオカルティでした。

○サカナクション→こっちも初でしたが、これは今回の収穫でした!全員青い服で登場してアート集団のようでした。Rocksのサイトで「ライヴは総合芸術」と言ってましたが、そういう考え方も好きだし、曲も面白かったです。

その後、油の固まりのような、ポテトフライにひき肉とチーズがのったジャンクフードを食べてから、まだTOTALFAT(パンチ効いてる…)が演奏中のステージへ向かいました。

○LOW IQ 01 & MASTER LOW→調子にのって結構前にいたら、禁止のはずのダイバーが飛び交い、力士系の係員がその人たちを引きずり出すというバイオレンスな現場を、がっちり近くで見ちゃいました。今日の01さんは全身花柄のサマースーツ!かっこいい!!やっぱり時代はハデメンです。今作った言葉だけど。(関係ないけど、私はテリー伊藤と石川遼のファッションにも注目しています)最後まで見れなくて悔しい思いをしながら別ステージで始まるACIDMANに向かいました。

○ACIDMAN→激しい曲とシングル曲が中心でした。前半をアコースティックにアレンジした「Under the Rein」がかっこ良かったです。「FREE STAR」でのサークルモッシュは新しい盛り上がり方でした。
○Dragon Ash→普段CDは聴いてなくてもフェスでは絶対楽しめるからすごいです。後ろの方にいましたが、こんなに大勢が踊り狂てる場面は初めて見た気がします。BOOM BOOM SATELLITESも楽しみにしていたのですが、体力が持たずに断念しました…。

このフェスの第一印象は「今まで参加してきたロッキン系の大型フェスって、すごく完成度が高かったんだな…」ということでした。ステージの装飾とか、クロークとか、謎の悪臭ゾーン(!?)とかあったから、色んな面でそれを感じてしまって、正直JAPAN JAMの半分くらいの満足度でしたが、帰りに乗ったタクシーが当たりで、終わりよければすべて良し!状態でした。

もう何回もフェスのお客さんを乗せて、会場と駅を行ったり来たりしているという、見るからに人が良さそうな初老の運転手さん。混んでる道を避けてメーターが上がらないようにしてくれた上、「ロックのイベントっていうから、もっとチェーンとかつけた怖い人達かと思ったら、乗せたお客さんはみんないい人で、印象が変わりましたよ~」って言ってきたんです。なんてかわいい運転手さんなんだ!!そしてどんな想像してたんだ、運転手さん!!見た目怖い人がもしいたとしたら、チェーンは分からないけど、きっとTOTALFATです(超偏見)一期一会ってやつですね。


ちなみに画像は全く関係ないですが、ダリオ・アルジェント監督の新作?映画のポスターがかっこいいので載せました。
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by pop-cult | 2010-06-05 23:30 | 主にACIDMAN(音楽・ライブ )
展示会が終わってからちょくちょく映画館に行っていたのですが、ブログに書くの、久々です。「リミッツ・オブ・コントロール」も「ライアン・ラーキン」も面白かったけど(リミッツ~はやっぱり半分寝てしまったが…)それより最近の私のヒットは『バレエ・シューズ』です。
2007年にイギリスでテレビ映画として放送されたもので、主演がハリポタでのハーマイオニー役でおなじみのエマ・ワトソン。ミーハーな私は彼女観たさに、エマちゃんの顔がドアップの「面白くないです」風ジャケットにも気がつかないフリをして借りてみたら、これが意外にもかなり好きな世界観だったのでびっくりでした。

あらすじ… 1930年代のロンドン。化石学者のガムおじさんは旅にでると決まって赤ちゃんを拾ってきては、自分の姪のシルヴィアに預けてまた旅立つとこを繰り返していました。そのうちにガムおいじさんは行方不明となってしまい、シルヴィアに育てられたのが、孤児のポーリーン、ペトロヴァ、ポージーの3人。やがて3姉妹は児童舞踊演劇の学校で学び始め、徐々に演劇をの世界に進出して行くのです。

とにかく子供騙しとも言える現実味のない設定でした。孤児なのに「本当の両親はどこ?」とか、そういった暗い話題はなく、3人とも元気あふれる女の子で、演劇の道もあっさりと開けてしまいます。一番上の姉ポーリーン役がエマちゃんだったのですが、彼女は演劇学校の優等生を差し置いて「不思議の国のアリス」の舞台の主役に決まってしまったり。いきなりデビューしちゃうクリーミィ・マミのようなザックリ感とスピード感。
普通ならバカバカしくて観ていられないような展開だけど、それでもとにかく可愛いから許せてしまうのです。エマちゃんが可愛いのはもちろんですが、登場する衣装もなんとなく1930年代ではない気がするけど、妙に惹かれました。お金がないから、常に自分たちの衣装や服を用意するのに苦労して、時にはシルヴィアに作ってもらったり、それでいろんな衣装が登場するのです。それもこの映画の魅力の1つです。それにアリスの格好のエマちゃんを見られただけでちょっとした満足感です。もしかしたら監督も「こんなエマちゃん、みんな見たいよね!」的なノリで作っていたのかも?分かっているね、監督…。

あと良かったところはシルヴィア役の女優さんです。「フローズン・タイム」で繊細な美しさが印象的だったエミリア・フォックス!この人選は最高でした。「疲れ顔美人」が好きな私にとって、彼女の弱々しい笑顔はツボです。明るすぎて白々しくなりそうなこの映画の雰囲気に、憂いをたたえたような彼女の存在によって緊張感が加わった気がします。

3姉妹のそれぞれの夢、葛藤、喧嘩などと、陽気な同居人たちのエピソードと、同時にシルヴィアの恋愛も加わったりして、なかなかてんこもりの内容ですが、バランスがよかったためなのか、あっと言う間のクライマックスです。最後はお約束の超(ってほどでもないが)ハッピーエンドっぷりと、エンドロールの動きの早さに「映画」じゃなくて「テレビ映画(ってかドラマ?)」だということを思い出しましたが、このまっすぐな感じ、大切だと思いました。
暗けりゃアートとか、難しけりゃ深いとか思いがちだし、そんな映画も好きだし観るけど、単純に「可愛くてあたたかい」それだけだって良いではないか!と思いました。

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by pop-cult | 2009-11-19 00:09 | ファンタジー映画

☆MAXIMUM SOUND STYLE☆

先日、MAXIMUM SOUND STYLEという、フェスみたいなライブイベントに行ってきました。友人Yちゃんと東京駅でラーメンとアイスを食べてから、新木場で友人Tさんと待ち合わせて、3人でSTUDIO COASTへ。出演者は、

fam
MARS EURYTHMICS
凛として時雨
FRONTIER BACKYARD
BRAHMAN
LOW IQ & THE BEAT BREAKER
ACIDMAN
BACK DROP BOMB


目当てはACIDMANだったけど、LOW IQも去年のカウントダウンで一瞬だけ見て、かなりかっこ良かった記憶があり、すごーく楽しみにしていました。あとブラフマンとバックドロップも高校の時に大好きだった(もちろん今でも聞く)のでこのメンツは今までで一番テンションが上がったイベントと言っても過言ではないかも…。

一番最初は「fam」
千葉出身のバンドということで、知らなかったけどTさん(千葉出身)に教えてもらって観てみました。MCでも「千葉から来ました」って自己紹介してたのがウケました。

「MARS EURYTHMICS」
ハスキンの人がやってるバンドだったようですが、ドリンク並んでる間に終わってたようで…。残念。

そのあとは初の「凛として時雨」
このイベントには異質だったけど、あの暗さ、普通に理解できました。「僕は消えたい」(?)とかそんな内容の歌詞、うんうんって聞いてました。ベースの女の子がかっこ良かった!曲を聞いたらバンド名の謎がなんとなく解けました。

「FRONTIER BACKYARD」
音があたたかかったです。一番上で見てたら、なんと01さんが通って、握手してもらいました!テンションはマックスに…。一緒だったYちゃん(女)も「超かっこいい」とため息。Tさん(男)も「ただいるだけでかっこいい人ってずるいよね!」と絶賛。私も顔が笑いっぱなし。自分が男だったら、きっと01さんに憧れてロンゲにしてハット被ってるんだろうなーと思いました。3人ともミーハー感覚で盛り上がれたのが良かったです。残念ながらACIDMANは誰も通りませんでした。

「BRAHMAN」
外がすかすかになったなーと思ったら、みんなブラフマン見たさに中に集まっていました。厳ついメンズたちの正体はブラフマンファンでしたか。異様な熱気。前に行ったら危ないと分かってはいたけど、我慢できずにYちゃんと共に前へ前へ。案の定、口の中を切りそうな勢いでぶつかってくるのでちょっと後ろへ…。陳腐な表現だけど、やっぱり彼らはカリスマ性があります。トシロウなんか神々しかったし。どうやら奥さんのりょう&子供も来てたらしいです。りょうさん元々大好きなんですが、トシロウのかっこよさで更にりょう好きに拍車かかって、なぜかりょうデザインの下着買おうかなって…。

ついに「LOW IQ & THE BEAT BREAKER」
最初の登場からやられました。01さんとハイスタの恒岡さん、お揃いのぴっかぴかのテッロテロの服(ラーメンズ片桐仁のジョッキーの衣装のよう…)で、手をつなぎながら現れてお辞儀だし。さっき握手してくれたクール&セクシーな01さんはどこに!? ま、そのギャップが素敵でしたが。いい大人がお揃いの服着ちゃうという、ウェス・アンダーソン映画にもつながるそのセンスが最高です。MCの時に「今日、あそぼ」って言っていたのが印象的でした。あんな大人うらやましい。曲はとにかくポップで、メロディがしっかりしていて、ノリだけじゃない良さがあって久しぶりの大ヒットです。このあともACIDMANと一緒にライヴをやる機会が多いので、今度はもっと聴き込んで挑もうと思います。

私たちのメイン「ACIDMAN」
これがびっくりするほど人が減ってしまって、ブラフマン→LOW IQの流れでみんな疲れてしまったのか下はガラガラ…。いつもだったら場所取りで戦いになる、ステージの真ん前に楽々行けてしまう複雑な事態に。Tさんと共に「こりゃ両手挙げて全力で応援するしかないよ」という話で一致(←痛いほどのファン心)
このイベントらしく、かなり激しい曲を集めたセトリということと、空いてて広かったということで、存分に踊り狂いました。「こんなかっこいいのに外にいて見逃しているヤツ、バカだなー」なんて思いながら…。あのACIDMAN特有のぐわーっと熱が上がっていくかんじ、やっぱりいい。最後に一曲だけ超ディープな曲「廻る、巡る、その核へ」をもってきた、そのチャレンジ精神も最高でした。

トリだった「BACK DROP BOMB」
懐かしい曲が聴けて嬉しかったです。やっぱり昔の曲の方が好きかも…。でも機会があったらまたライヴ見たいです。

ラーメンもアイスも完全に燃焼しました。おなかが空いても、もう食べる体力が残ってないほどふらふらになりながら考えたのは、やっぱり高校時代から好きなものが変わってないということでした。それに10年近く前に活躍していたバンド(SUPER STUPID)が、今はソロでこんなにかっこよく活動しているというのもなんか嬉しかったです。あとは毎回イベントに行くと、お客さんのTシャツ観察が楽しみの1つで、今回はブラフマンもLOW IQもTシャツのデザインがかっこいいし、ほかにもおしゃれな人が多くて楽しかったです。とにかく一日中ハイテンションでした。

それで後になってふと気づいたのは、ハイテンションの理由の一つに自分が新しいTシャツを着ていたってこともあったのではないかと。本当に下らない話だけど、何となく買ったグレムリンのTシャツが、後からすごく気に入ってそのおかげもあったのかなーと。ギズモが可愛すぎます。たかがTシャツによってここまでテンションが左右されるとは…。でも意外と大事なのです。だから01さんも衣装こだわるのかもしれないし。このイベントに参加してた人たち(ほぼアラサー)もそのことを悟ってたから、おしゃれだったのかもしれないし。
たまたまか。
久々に「グレムリン」観てみようかなと思いました。

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by pop-cult | 2009-05-02 18:15 | 主にACIDMAN(音楽・ライブ )
先日「シャルブールの雨傘 デジタルリマスター版」を観てきました。ミュージカルというのは聞いていたけど、すべてのセリフが歌だったので、さすがにびっくりしました。やっぱりカトリーヌ・ドヌーヴはかわいいし、昔のフランス映画ってどこを観てもおしゃれで、映画が始まった瞬間から自分の中に「おしゃれ感覚」を注入しているようなわくわくする感覚がありました。しかし、すべてが歌って言うのは笑えました。「今、私たち恋してる!超幸せ!」みたいな話から、だんだん暗い話に変わってきた頃には、めちゃめちゃカラフルな美術も主人公たちの心情を無視してる感じに見えてきて、歌詞が重くなってきても相変わらず歌ってるからちょっと吹き出しそうになる場面も。当然劇場で笑いは起こらず。昔の名作と言われている映画っていろんな意味ですごいと感じました。

映画が終わった後は、一緒にみていた友人Kちゃんとしばらくミュージカル口調がブームに。しかも字幕で読んでいたものをそのまま日本語で歌うから、おしゃれさのかけらもなく、二人で爆笑でした。もちろんあの映画をバカにしているわけではないけど、面白すぎて真似をせずにはいられなくて…。「このあとお〜どこに行く〜の〜♪」「私〜行きたいカフェが〜あってえ〜♪」「(カトリーヌのセリフ)ママ〜妊娠したみたい〜なの〜♪」「(ママのセリフ)アイツの子〜なの〜?怒♪」「ははは!!あのカトリーヌの母親、辛口だったよねー!!」みたいな会話がしばらく続きました…。笑いのツボが合う友達と観てよかったです。

話を戻すと、とにかくカトリーヌがかわいくて、それだけでちょっと満足しました。今じゃ誰もしていない(倉木麻衣はしているか?)頭の上で少し結んでリボンをつけるという髪型が似合ってました。衣装も素敵、派手なカーディガンとかちょっと真似したいです。
一番下の写真は「ロバと王女」の時のカトリーヌです、関係ないけどこの写真好きなので載せました。「ロバと王女」ではファンタジーらしく「星のように輝くドレス」とかゴージャスな衣装が多かったけど、私としては「シェルブール〜」のときの方が普通の格好が普通に似合っていて素敵でした。あとこのロバの皮、似合いますね!普通な服を着ていても輝いているし、誰が着てもギャグになりそうなロバの衣装が似合ったり、それがスターってものなのでしょうか。同時上映中の「ロシュフォールの恋人」も観てみたくなりました。


昨日、MTVのライヴツアーでZeppTokyo行ってきました。目当てのacidmanは新曲も聞けたし、サトーさんも血管が見えそうなほど近かったし、SOIL&“PIMP”SESSIONSもすんごいかっこ良かったし、髭もドーパンもよかったけど、スピーカー近すぎてまだ左耳がおかしいです。話しかける時は右からお願いします。

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by pop-cult | 2009-02-25 21:41 | 外国の映画
とりあえずファンタジックでかわいいラブコメなんだろうなと思って、内容は期待せずに観てみたら、意外にも感動して、ちょっと涙目になってしまったすごく素敵な映画でした。

『先祖の呪いによって豚の鼻をもって生まれたペネロピ(クリスティーナ・リッチ)。彼女の呪いを解くことが出来るのは「同じように名家出身の仲間に愛してもらう」ということ。ペネロピのお母さんは彼女の存在を世間には隠して、極秘で名家出身の男を集めて何度もお見合いをさせるのですが、誰もがペネロピの鼻を見ると逃げだしてしまうのです。そんな中、唯一逃げださなかったマックス(ジェームズ・マカヴォイ)にペネロピは惹かれ、彼もまたペネロピに惹かれるのですが、彼には秘密があったのです。』

小さいときから外に出ることが出来なかったペネロピのことを考えたお母さんは、超広い子供部屋に木のオブジェや、蝶の飾りや、ガラスケースに入った植物たち(美女と野獣のバラみたい)を並べて、部屋にいながら外のような雰囲気を演出しているのです。部屋の中にブランコがあるのもそのためで、かわいい美術にもちゃんとした理由があるのが良かったです。まるで夢の部屋です。本当は「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」とか「世にも不幸せな物語」とかハリー・ポッターで言ったら不死鳥の騎士団に登場するシリウスの実家みたいな、暗くてちょっと怖いけどかわいい美術が一番好みなのですが、ペネロピのような色も鮮やかでモチーフも女の子らしい美術も心が躍りました。ペネロピは服も独特な魅力がありました。どこか古典的な雰囲気の膝下のフレアスカートとか、今っぽくないのにどこか新しくて、豚の鼻を持つクリスティーナをとても愛らしいキャラクターに見せてくれました。そもそも名前が「ペネロピ」って音がかわいいから子供に発音させたいです。

やっぱりクリスティーナ・リッチはちょっとファンタジックな役が似合うと確信しました。すっきりとした美人ではないし、セクシーでもないけど、めちゃくちゃ愛嬌があってやっぱりかわいいです。それにナルニア国物語1のタムナスさん役だったジェームス・マカヴォイにも謎の魅力を感じて、この人選は最高でした。ちょっと暗くて、もっしゃりしていて、正統派じゃないところが他には居ない個性があって、人気急上昇は当たり前と感じました。私も見始めてからだんだん素敵だなと感じ始めたので、ペネロピがだんだん彼に惹かれていくというところにもリアリティーを感じました。あと、今まで特に注目したことがなかったリース・ウィザースプーンがいい味出してました。リースは「キューティーブロンド」の主役の人ですが、ペネロピでは姉御肌のサバサバした役が意外と似合っていて良かったし、製作もしていて面白そうな人だなと感じました。これから注目していきたいです。

ストーリーは全然期待しないで見始めたけど、ちょこちょこ笑えるシーンがあったり、決めつけていたオチも全然違うもので、結構驚かされました。バカにしてはいけません。ペネロピの呪いが解けるシーンなんて感動して泣きそうになりました。「ネバー・エンディング・ストーリー」的なすごくストレートだけど大事なメッセージがある映画でした。コンプレックスがあっても強く生きてるペネロピの姿勢にも自然と応援したくなるものがあります。それにやっぱりハッピーエンドの恋愛映画は純粋に明るい気持ちになります。私は朝、起きてすぐ観たので、その日一日テンションが高かったです。かわいくて優しくて素敵な映画なので観ていない方はぜひ、寒い日にあったかいココアとか飲みながら観たらほくほくですよ。
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by pop-cult | 2008-12-30 13:45 | ファンタジー映画
家でBGM代わりに映画を流します。絵を描くとき、なにかを作る時にも、映画を流すのが気に入ってます。でも普通に観入ってしまうこともあるから、外国の映画を字幕無しでかけます。ちなみに始めたきっかけはARATAの真似です。昔ARATAが何かの雑誌で「クリエイティブな気持ちを保つために自分が好きな映像などをBGM代わりに流している」みたいなことを言っていたような…昔だから記憶が曖昧ですが。

かける映画の条件その1は、自分が気に入っていて何度も観ている映画。(内容を覚えていない映画だと話が気になってしまってBGMにはならないから)その2は、現実的すぎない映画。(ドキュメンタリー映画とかはたいてい音楽も少ないから)その3は、美術とか衣装とか音楽のセンスがよい映画です。(これが一番大事!音楽はもちろんだけど、やっぱり視界に入ってくるものは少しでも魅力的なものがいいから。視覚も聴覚も満たされたいから)

前から映画美術についてこのブログでしつこく書いているのですが、私の中で美術はとくに重要なポイントです。ありそうでないような面白い美術が好きなんです。「ロード・オブ・ザ・リング」とか「ライラの冒険」みたいな、かなりのお金と時間を費やしたのが一目で分かる豪華な美術も大好きですが、実は「レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語」が私の中では不動の地位です。
「レモニー〜」の美術を簡単に言ってしまえば、実写版「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」って感じだと思います。ポップなんだけど、基本はちょっとホラーで、年季が入った装飾です。悪役で登場するオラフ伯爵(ジム・キャリー)の屋敷はほとんど廃墟で、でも家具や照明がアンティークな雰囲気でボロくてもきれい!ほかのどのシーンも、さりげなくテーマカラーが決まられていて統一感があるところとか、窓の形、扉の取手、食器とか細かいところにも一切手抜きなし!!

この映画のすごいところは、衣装も完璧なところ!長女ヴァイオレットの衣装はルネッサンスにちょっとロックと乙女を混ぜたような絶妙なかわいさがあって見てて飽きない衣装です。バイオレットだけじゃなくて登場人物の衣装は全員素敵!長男クラウスだけは、やけにシンプルなんだけど、質感と形がかっこいい。次女のサニーもまだ宇宙語しか話せない赤ちゃんなのに、ヴァイオレットと同じように作り込まれた衣装を着ていて、もうかわいすぎてサニーだけ見ていても飽きません。思わず顔がにやけます。
それに音楽も素敵!この映画は一応ファンタジーだけど、「子供たちがひたすら不幸な目に遭う」っていうブラックな内容だから、ちょっと暗い音楽もあったりして、そこが美術同様に気に入ってるところです。

美術、衣装、音楽も最高って3つ揃っておきながら、最後の最後にエンドロールのアニメーションがやばいんです。完成度が高すぎます。キャラクター化された子供たち3人を、オラフ伯爵が木やら家やら色んな姿に化けて追いかけてくる内容で、色もモノトーン系でどんよりした雰囲気なんだけど、背景の模様とかが異常にかわいかったり、字幕が出てくるタイミングもちゃんと考えられていて、このエンドロールだけでも観る価値があると本気で思いました。
「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」のエンドロールも、映画に登場する「忍びの地図(学校の隅々まで、誰がどこにいるかが文字と足跡で見える地図)」を使ったアニメーションで、初めて見たときは感動したけど、「レモニー〜」のアニメーションには適いません。

ここまで力説したけど、結局は好き嫌いがあるからなんとも言えないけど、とにかくやりきってます、この映画は。アカデミー賞も、美術、衣装デザイン、音楽がノミネートされていて、最優秀メイクアップ賞を受賞しているし。確かにジム・キャリーの特殊メイクも、もう「誰?」ってレベルです。そりゃアカデミーも放っときません。しかもジュード・ロウがレモニー・スニケット役で出ているけど、あくまでナレーション(ストーリーテラー的な役割)ってことで顔が映りません。そのくらい徹底しています。そこに関しては正直「ジュード・ロウの無駄遣い?」って思ったけど。
子供たちは不幸なはずだけど、強いから観ていて全然暗い気持ちになりません。普通に面白いです。もう4年も前の映画ですが、まだまだ飽きずに観ています。観たことない方はぜひ!!
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by pop-cult | 2008-10-22 23:53 | ファンタジー映画
「落下の王国」見てきました。
「ザ・セル」の監督ターセムの最新作で、彼が構想26年(私と同い年)、撮影期間4年かけて、本当に撮りたかったものを撮ったという映画です。
衣装は石岡瑛子さん。北京オリンピックの開会式の衣装とか、コッポラ監督の「ドラキュラ」の衣装でアカデミー賞をとった方です。この二人の組み合わせにも惹かれて、それにストーリーの暗さにも魅力を感じて、一体どんな映画なのか、観てきました。

『スタントマンのロイは、撮影中スタントに失敗し、大怪我をして入院している。私生活での失恋も重なって自暴自棄になっている。そんな時、オレンジの樹から落ちて骨折をした5才の少女、アレクサンドリアと出会う。アレクサンドリアはロイが作ったおとぎ話を聞くのがお気に入り。おとぎ話を本当の話と信じて、毎日夢中でロイに会いに行っていた。そこでロイは、体が不自由な自分に代わって、アレクサンドリアに「お話するためには必要な薬」と嘘をついて、自殺するための薬を取りに行かせることを思い付く。』

映像、どのカットも綺麗でした。ロイのおとぎ話の世界にはたくさんの世界遺産が登場して、その中に5人の戦士たちがそれぞれ「何っぽい」とは形容できない衣装で登場します。本当に斬新な衣装だけれど、映画の中では浮くことも全くなく、ストーリーを引き立てていました。あの映像だけでかなり楽しめました。世界遺産が「この映画のための空間」に本当に見えてくるから面白いんです。それに、セットでは表現しきれない「時間をかけて徐々に朽ちていった美しさ」があります。
美しいのはストーリーも一緒で、アレクサンドリアの無邪気さとか、ロイの繊細すぎる心(純粋であるがための弱さ)とか、観ていて人間の美しさを感じました。死のうとか間違った選択をしてしまうような部分も含めて、偽善とか癒しの押し付けではない純粋な人間の、純粋な映画だと感じました。

映画のタイトルの「落下」という言葉は、橋から、木から落ちる意味での落下でもあるけど、精神的な意味も表していると思うんです。「落ちて始まる物語」って、チラシにも書かれていて、その一言だけで観る前から既にグッときていたけど、映画の中でアレクサンドリアが「また落ちた」と呟くシーンが、うまく言葉に出来ないけど、とにかく激しく感動しました。人間は結局何度も落下をくり返して生きていくものなんだと思います。アレクサンドリア役の子がいつでも自然すぎて演技とは思えないくらいです。可愛すぎます。子供の純粋さって何よりも強くて、何も勝てない気がします。

せつなさと美しさが忘れられない映画です。どの映画とも似ていない映画です。気になった方はぜひ映画館で!
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by pop-cult | 2008-09-12 01:38 | 外国の映画